結構映画のルパン３世で有名らしいんですが、私とFIATとの出会いは今から２５年ほど前にさかのぼります。
そうあれはまだ私が中学生の頃でした･･･
通学の途中に中古車があり学校も終わりそこの前を通りかかると、見慣れない車が置いてありました。
ほかの国産車に比べその半分もない大きさに興味深げに近づいて中を見て又びっくりです。
強く握ったら折れてしまいそうな細いハンドルやオートバイのようなスピードメーターとか当時高級化が進んでいる国産車にない質素なつくりにびっくりしました。
しかしそれとは逆にフロントガラスに付けられているプライスカードには１２０万円のプライスが。
いったいこの車は何？？
ボディのどこを探しても社名らしいエンブレムは見つかりません。
興味深げに見ていた私に中古車屋のおじさんが、この車は外車なんだと教えてくれました。
そうですこれがFIATでした。
国産車にないかわいいボディやそのシンプルな内装とかとにかく一目で気に入ってしまいました。
しかし中学生の私が車を買えるわけもなく、毎日学校の帰りに楽しみに見ていました。
やはり当時の国産車に比べ高いのか半年くらい置いてあってんですが、ある日何時ものように前を通りかかると無くなっていました･･･
そうです売れてしまったようです。
まるで自分の宝物を無くしてしまったようで、しばらくショックが続きました。
１８歳になり自分の車に乗り始め、初めて買ったスカイラインはＬ２０からＬ２８へ乗せ変えウエーバー＋たこ足＋デュアルで結構のめり込んでました。
その後いろんな車に乗り継いだんですが、何かに乗りたい･･･
そんな時何気なく走っていると、なんとたくさん並んでる･･･そうです中学の頃見た”ＦＩＡＴ”です。
あわてて戻ってみると、そこがＧａｒａｇｅＢａｓｉｃさんでした。
２０年ぶりに見たんですが当時と変わらず、かわいい顔で並んでました。
しかし家族持ちで、はたして買っていいものなのか･･･
結局なんとか自分を納得させ、見て帰るだけにしました(-_-)(-_-)
その後時々Ｂａｓｉｃさんに行っていたんですが、ある日久々にお邪魔しました。
何気なくお店に入った所一台のＦＩＡＴがありました。
大きく張出したフェンダーにまさかと思ったんですが、社長に聞いてみると”ＡＢＡＲＴＨ５９５”だよと教えてくれました。
お店に気づいてからいろいろ勉強していたんですが、ＦＩＡＴ５００をベースにＡＢＡＲＴＨ（アバルト）がチューニングしたバージョンがあることを知ってはいたんですが、見るのは初めてでした。
ノーマルのＦＩＡＴも良いんですが、現物を見るとＡＢＡＲＴＨの迫力にはびっくりです。
値段を聞いて又びっくり･･･
しかしもうだめです･･･我慢できない･･･
家族全員（もう長男は中学生です）の猛反対を押し切り、買ってしまいました。（ごめんね）
そんな経緯で２５年ぶりにＦＩＡＴとの生活が始まりました。
そんなＦＩＡＴ君との楽しい日々の日記です。
ＡＢＡＲＴ ５９５てなに？ ＦＩＡＴ君の紹介です
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