最近嵌っちゃったパチンコの考察です。
凝り性の私はこんな事を考えながらパチンコを打ってます。
ん〜 面白いかな…?
今まで1年に1回程度しかやった事がなかったんですが、昨年末辺りからパチンコに嵌ってます。
やり始めた時はエヴァで暴走モードに入ったのを「ん〜当った様なのに玉が出てこないぞ??」と言うレベルだったんですが、根が凝り性な私はネット等で色々調べて勉強しました。
取り合えずある程度分ってきましたが数字好きな私は確率と言う概念に激しく引かれちゃいます。
賭け事その物は基本的には胴元(お店が)が必ず儲かり、子(お客)は負ける物と思ってましたが本当なんでしょうか?
パチンコをやる為には当然お金が必要です。
お店でパチンコ玉を購入しなければいけません。
通常のパチンコ玉の単価は4円/玉なので1000円で250玉となります。
これをパチンコ台にて打って入賞のポケットに入ると3倍の3玉が戻ってくるようです。
昔のパチンコはこれだけなのでびっくりするほどは玉が増える事が無かったんですが、いつ頃からか爆発的に玉が増えるようになりました。
ある入賞のポケットに入ると抽選が始まり、これに当選すると大きなポケットが開いて爆発的に玉を増やす事ができます。
またそのシステムはどんどん進化して当選時に特定の条件を満たすと、なんと次回当選の確率を飛躍的に高める事ができるようになります。
確率変動です。
その為に連続当選に伴いびっくりするほどの玉数となります。
僅か数千円の投資で何万円もの回収ができる訳です。
これが今主流となっているパチンコです。
パチンコに玉を入れて打ち出しますと所定のポケットに入ると抽選が始まります。
つまり今のパチンコではこの抽選開始のポケットに入れない事には始まらない訳です。
250玉すべてが入ってくれれば良いんですが、これではパチンコ屋さんが潰れちゃうのでお店で釘を調整してコントロールされています。
一般的には1,000円の250玉で20回程度回るようです。
この回転率の出来るだけ良い台で打つ事により投資金額を抑える事が出来ます。
いよいよ抽選の始まりです。
パチンコの抽選は基本的にはサイコロと同じ方法のようです。
サイコロを振って所定の当り目が出れば当りとなります。
しかし普通サイコロは6面体ですが、パチンコの場合はなんと350面体のサイコロを振っているようです。
6面体のサイコロでしたら当り目の出る確率は1/6ですから10回も振れば出そうですが、パチンコの350面体の場合は確率1/350ですから10回程度回しても当り目が出るとは思えません。
何となく確率1/350と言うと350回せば必ず1回当るように思えますが、これは間違いです。
6面のサイコロを6回振れば必ず1の目が出ないのと同じ様に、350回せば当るとは言えません。
しかし当然サイコロを振る回数を増やせば、当りを引く事が出来ます。
つまり確率論的にには1/350の確率のパチンコ台で350回しても当らない場合はありますが、350万回せば1万回は当る訳です。
これが「確率の収束」と言う考え方です。
続いて継続率のお話しです。
今のパチンコの場合特定条件(図柄)での当選の場合、次回抽選の確率が変わります。
これが「確率変動」です。
ほとんどの台は当選の確率が10倍ほどのの1/35ぐらいとなります。
すると当たる可能性が飛躍的に上昇して僅かな投資で次回当選をする事が出来ます。
その当選がまた特定条件となると、これが延々と続く訳です。
しかし残案ながら通常当選となってしまうと当選確率も通常と同じ1/350になってしまうので、当たりの連続が終了してしまいます。
確変継続率によって、当たりの時の継続回数が算出されます。
つまり確変継続率が高いほど継続回数が増える訳です。
がんばって手に入れたパチンコ玉は換金する事ができます。(ほんとはいけないそうですが…)
しかしこの換金ですがレートがあります。
4円/玉で購入した玉ですがお店によって換金レートが2.5〜4円(等価)/玉と違ってきます。
2.5円/玉 | 3.6円/玉 | 4.0円/玉 | |
1000 | ¥2500 | ¥3600 | ¥4000 |
5000 | ¥12,500 | \18,000 | \20,000 |
10000 | ¥25,000 | \36,000 | \40,000 |
50000 | ¥125,000 | \180,000 | \200,000 |
当然レートが高ければ高いほど換金時儲かる訳ですが、一概に等価なら良い訳ではないようです。
等価交換の場合は当然お店での精算時点の利益率が下がっちゃうので、その分釘等を操作して先ほどの回転率を抑えてしまったりするようです。
この辺のバランスが大切です。
基本的にはパチンコの概要としてはこんな感じです。
この考え方を元に「エヴァンゲリオン 最後のシ者」の場合を考えて見ます。
大当り確率 | 1/346.8 → 1/34.7 | |
賞球数 | 3&10&13 | |
出玉 | 0〜1,500個 9カウント×2ラウンドor16ラウンド |
|
確変率 | 65% ・ヘソ :2R…30%、15R…35% ・電チュー:2R…3%、15R…62% |
|
時短 | 全大当たり終了後に100回転 | |
大当り図柄 | 9種類 |
現状人気のエヴァ最新機です。
大当り確率1/346.8,確変継続率65%で今主流となっているミドル機となります。
エヴァを打ったある日の私の場合を考えて見ます。
ある日の私の日記です。
今日はあまり時間が無いんですが最近導入のエヴァの最新機を打とうかと思います。
早速打ち始めると液晶画面が回りだして抽選が始まりますが、当然大当り確率が1/346.8なので数回程度回しても当る訳がありません。
釘は読めないので2千円打った時点の実績を算出をしてみると40弱回っているようです。
結構台の調整が甘めで20回転/千円ほど回ってくれます。
これならストレス無く打てます。
ん〜 早く当らないかな。
釘も良いようで順調に回るんですが、さすがに300回を超えちゃうとイライラしてきます(^_-)(^_-)
お〜 結構熱い予告がです・・・やった大当りです。
通常図柄での大当りでしたが最後の再抽選で確変に昇格です(^_^)/~
結構当りまでの投資が大きいので継続して欲しいな・・・
初当たり回転 | 320回 |
所要費用 | 320回÷20回転/千円 ¥16,000 |
確変なので僅か数回の回転で大当りとなり次回も確変です。
良い感じです。
引き続き抽選ですが… ん〜通常図柄での当りなので確変が終わっちゃいました。
結局時短での引き戻しも無く終了です。
今回は時間が無いのでこれで終わる事にします。
店員さんを呼んで出玉をカウントしてもらいます。
大当り回数 | 3連荘 |
出玉総数 | 4500個 |
いよいよ精算です。
お店は等価交換ですから4円/玉のレートで精算します。
支出 | 320回÷20回転/千円= | -¥16,000 |
収入 | 4500個×4個/玉 | ¥18,000 |
収支 | +¥ 2,000 |
今回は初当りが320回となり支出がかさみ、当りも3連荘で終わったのでトータル収支は僅か¥2,000円のプラスとなりました。
ん〜 次はがんばろー(^_^)/~
実践でも良くある感じのシチュエーションです。
しかしこれが実は最も普通の状態なのかも知れません。
パチンコをやってると「この台は800回転しているので当りそう」だとか「当った直後だから、しばらく当らない」とか思えてきます。
いったいパチンコ台は”誰が為に回るのでしょうか?”
例えば先ほどのサイコロの例です。
次の二つのサイコロで次に私が1回振る時に1の目が出る確率はどちらが高いでしょうか?
@誰かが5回振っても1の目が出なかったサイコロ
Aまだ1回も振っていないサイコロ
ん〜 当然どちらも同じです。
つまりサイコロ自身が自分が何回振られたかなんて考えていないので、いつ振られても1/6の確率で1の目を出すだけです。
パチンコの当選もこれと同じで、それまで誰かが346回した台だから当り易い訳ではないのです。
もう一つ質問です。
@私がサイコロを06回振った時に1の目の出る確率
A私がサイコロを60回振った時に1の目が出る確率
こちらは圧倒的にAの方が確率が高くなります。
つまりパチンコで当る為には私自身がお金を掛けて1/346.8の確率でも当るほど回さなくてはいけない訳です。
しかし現実には僅かに回しただけで当る場合や逆に何百回しても当らない場合もありますが、これは試料数が少ない為にバラツキが大きい為ではと思います。
長期的に当りまでの回転数の平均を算出すれば、必ずパチンコ台の確率に収束する訳です。
この考え方が今回のベースとなります。
続いて継続率のお話しです。
エヴァの場合も通常時は1/346.8の当選確率が確率変動時には1/34.7と10倍当り易くなります。
この確率変動になる割合が当たりの内62%のようです。(2ラウンド当りの3%は除きます)
つまり大当りの後に62%の割合でまた次の当りが来るので連荘しやすい訳です。
しかし当然38%の割合では通常当りとなり当選率が通常値になっちゃうので連荘が終わってしまう可能性もあります。
そこで確率継続率62%の場合、理論的には何連荘するんでしょうか?
ネット等で調べるとちゃんと計算が出来るそうで”期待連荘数としては3.51連荘”のようです。
つまり単発で終わっちゃう場合や17連荘(エヴァ5での私の最高連荘数です(^_^)/~)する場合もありますが、その平均は3.51連荘となるようです。
当然これも試料数が少ないとばらつきもありますがこれも「確率の収束」の考え方で必ず平均値は3.51連荘に落ち着く訳です。
大当り確率 1/346.8で確変継続率63%のエヴァの場合ですが確率論で考えるとこんな事になります。
打ち始めて347回目で大当りとなり3.51連荘します。。
この後347回転毎に3.51連荘を繰り返す訳です。
当然僅か数回転で当たる場合があったり、単発で終わっちゃう場合もありますがそれはばらつきであり確率論的には必ずこの様になる筈です。
ん〜 当たり時点の収支グラフが徐々に上昇しています…勝てるのかな?
パチンコの結果は計算でシュミレーションできそうです。
しかし確率を考える上で試料数が少ないとバラツキが発生して、よく分りません。
このバラツキを無視できるように試料数を増やす必要があります。
多ければ多いほど良いんですが取り合えず10000回のシュミレーションをして見ます。
まずは算出を行うにあたって前提条件を決めます。
理論値 | ||
確立分母 | 1/346.8 | エヴァの通常時の当り確立です |
期待連荘 | 3.51連荘/回 | 確変継続率62%から算出された |
回転/千円 | 18回転/K | 千円辺りの回転数です |
交換レート | 4.0円/玉 | 換金時のレートです |
出玉数 | 1490玉/回 | 当り1回時の出玉数 |
この状態で10000回した時の収支を算出します。
シュミレーションとしては先ほどのように必ず確立母数で当選してその時に期待連荘をすると言う内容です。
支出 | 収入 | 収支 | |
10057回転 | 558,733 | 606,668 | 47,935 |
10000回転時の収支としてはなんと+4万8千円となります。
確率論的には絶対勝てる筈です…ほんとかな…??
上記考察でパチンコ台の当選確率/確変継続率は固定でこれを制御する事はできないと言いましたが、自分でコントロールする事が出来る項目もあります。
それは回転率と出玉数と換金率です。
つまり釘の良い台で打つ事により投資を抑え、換金率の良いお店で打てば良い訳です。
こんな事は分り切っていると言われそうです…
でも実際にシュミレーションしてみるとちょっと感じ方が変わってくるんじゃないかと思います。
何時ものExcelを使ったシュミレーターです。
回転率を18と20回転/千円の台で10000回転させた場合の収支をシュミレーションして見ます。
理論値A | 理論値B | |
確立分母 | 1/346.8 | 1/346.8 |
期待連荘 | 3.51連荘/回 | 3.51連荘/回 |
回転率 | 18回転/K | 20回転/K |
交換レート | 4.0円/玉 | 4.0円/玉 |
出玉数 | 1490玉/回 | 1490玉/回 |
理論値A | 理論値B | |||||
支出 | 収入 | 収支 | 支出 | 収入 | 収支 | |
10057回転 | 558,733 | 606,668 | 47,935 | 502,860 | 606,668 | 103,808 |
当然収入については確率母数/期待連荘回数等は同じなのでどちらも同じです。
違うのは回転率の違いによる支出の違いです。
僅か千円で2回転の違いですが10000回転させると5万円以上の差が発生します。
したがって10000回収支として倍以上の差が発生してしまいます。
打ってる途中で回りが悪くなったりとすると、意外と損益に影響するするようです。
出玉に影響するのは大当り時のアタッカー周辺と電チュー周りの釘です。
折角大当りしたのにアタッカー周辺の釘が悪く入らずいらいらしたりします。
また確変/時短時も電チュー周りの釘が悪いと上皿の玉が無くなったりと最終的には交換時の玉数が減少しちゃいます。
確変時の次回大当りまでの回転数はどうしようもありませんが、釘しだいでは減少を最小限に留める事が出来るんじゃないかと思います。
出球が大当たり1回時に50個減った場合をシュミレーションして見ます。
理論値A | 理論値B | |
確立分母 | 1/346.8 | 1/346.8 |
期待連荘 | 3.51連荘/回 | 3.51連荘/回 |
回転/千円 | 18回転/K | 18回転/K |
交換レート | 4.0円/玉 | 4.0円/玉 |
出玉数 | 1490玉/回 | 1440玉/回 |
理論値A | 理論値B | |||||
支出 | 収入 | 収支 | 支出 | 収入 | 収支 | |
10057回転 | 558,733 | 606,668 | 47,935 | 558,733 | 586,310 | 27,577 |
一回の出玉が50個減っちゃうとなんと10000回収支が半分程度に落ち込んじゃいます。
ん〜 アタッカー/電チュー周りの釘の影響も決して無視が出来ないんじゃないかと思います。
続いて換金率の違いをシュミレーションして見ます。
換金率が4⇒3.6円/玉の場合の10000回のシュミレーションをして見ます。
理論値A | 理論値B | |
確立分母 | 1/346.8 | 1/346.8 |
期待連荘 | 3.51連荘/回 | 3.51連荘/回 |
回転/千円 | 18回転/K | 18回転/K |
交換レート | 4.0円/玉 | 3.6円/玉 |
出玉数 | 1490玉/回 | 1490玉/回 |
理論値A | 理論値B | |||||
支出 | 収入 | 収支 | 支出 | 収入 | 収支 | |
10057回転 | -558,733 | 606,668 | 47,935 | -558,733 | 546,002 | -12,732 |
今度は回転率は同じなので支出は同じですが、換金レートが0.4円下がった関係で収入が5万円程度マイナスしちゃいます。
するとTotal収支としてはなんとマイナスとなってしまいます。
これが通称「ボーダー割れ」の状態です。
こんな状態で一生懸命打ち込んでも決して勝てる訳がありません。
必勝法と言うとおこがましいんですが今回のシュミレーションより私なりの必勝法をまとめています。
また私が打つ場合ですが等価のお店前提と考えています。
丸1日打てるんでしたら良いんですが短い時間だとどうしても換金頻度が高くなっちゃいます。
すると換金の度に差損が発生してしまうからです。
これが等価のお店でしたらまったく加味しなくてもよくなります。
その分釘が厳しくなるのでこの辺のバランスを取る事が重要です。
回転数は極力投資と回転数を確認しながら大幅にボーダーを割るようならあっさり諦めます。
先ほどのへそと同様に釘で決まっちゃう内容なのでお店次第です。
MHは比較的へその釘は良くて回転率良いんですが結構アタッカー付近の釘が厳し目です。
目安としては15ラウンド直前ぐらいにエヴァのオープニングソングが繰り返されれば良いかなと思ってます。
これだけです…当り前の事ですがこの影響が定量的にどのくらい収支に効くのかを理解しているのとしていないのではまったく重みが違うと思います。
ここまでが何時もの机上の空論です。
しかし今回はこの思想を元に実践してみました。
ん〜 計算どおり結果が出るのかな?
6月に入り早々にエヴァでの大当りを引きます。
ん〜 今月のパチンコ費用が捻出できました。
そこでパチンコの収支/データの収集をしてみようと思います。
回転数 | 開始 | 開始時の回転数 |
当り | 大当りの回転数 | |
所要 | 開始から当りまでの所要回転数 | |
当り回数 | 15R | 大当りの回数 |
2R | 暴走モードの回数 | |
出玉数 | 換金時の玉数 | |
収支 | 支出 | 投入金額 |
収入 | 回収金額 | |
収支 | 利益 |
上記データを取りながら約1ヶ月ほどパチンコに没頭してみました。
取り合えず6月1か月分の収支の報告です。
金額 | 内容 | ||
支出 | \254,500 | 所要回転: | 5706回転 |
収入 | \337,000 | 当り回数: | 72回 |
収支 | \ 82,500 | 勝っちゃった(^_^)/~ |
1ヶ月で254,500円支出して5706回転させ72回の大当りを引いて337,000円収入を得て、収支としては+82,500円となりました。
取り合えずエヴァでは勝つ事が出来ました。
ん〜 これが単なる偶然かそれと理論どおりなのかを考えて見ます。
トータル5700回も回しちゃいました。
データを取り始めるとそれ自身が本来のパチンコの勝ち負け以上に楽しくなっちゃいます。
本末転倒です…(^_-)
− | Total | 平均 | Max | Min | ||
回転数 | 当り | 大当りの回転数 | − | 390回 | 782回 | 108回 |
所要 | 当りまでの所要回転数 | 5,706回 | 321回 | 691回 | 9回 | |
回転率 | 1,000円当りの回転数 | − | 18.5回 | 25.8回 | 14.0回 |
ポイントの当り所要回転数ですが、やはり最短9回転から最大嵌り691回転とバラツキが結構あります。
前半は好調で平均200回転ほどで当ってましたが嵌る場合も出てきて、やはりパチンコ台の確率の1/346.8に収束して来ているように見えます。
結果的には平均で321回転で大当りが引けたので収入として理論値を上回る事ができ、最終的に収支がプラスとなったと思います。
続いて大当り回転数について考察します。
前半にパチンコの当り確率については台には依存しないのではと書いていますが、自身ちょっと疑問もあります。
パチンコ台もサイコロと同じ様に繰り返し抽選を繰り返すと結局は当り確率に収束するのではと思います。
1000回転嵌る台もあれば僅か数回転で当る台もありますが、これも平均では当り確率に収束するはずです。
所要当り回転数と当った時の回転数のヒストグラムです。
所要回転数については当り確率を下回っているので傾向的に当り確立より中心が低めのグラフとなります。
これに対して当った時の回転数ではほぼ台の当り確率を中心に綺麗なグラフとなります。
つまり台の当る確立はサイコロと同じとの事です。
1000回転してるから当りそうだと言うのは間違いですが、当り確率ぐらい回っている台は当る可能性が高くなっているように見えます。
つまり350回転している台は当たり易いと言えるんでしょうか?…これはオカルトではないはずです??
当り確率は何に依存するのかはもう少し考えてみようかと思います。
次に回転数の考察です。
結果としては平均で18.5回となりました。
しかしこれは結構パチンコ店によって依存性があるように思えます。
今回の実践はMHのABC天竜川店がメインです。
それは体感的に回転率が他店に比べて非常に良いように感じられたからです。
打ち始めの実測でも20回転/Kほど回り他店に比べて明らかに回ります。
6月度はお店としてもエヴァが重点機と言う張り紙もあり釘が甘めだったのかも知れません。
ネットで見ると等価交換時のボーダーに対してプラス気味なので支出を抑える事ができたのも知れません。
とにかくパチンコは収支のゲームです。
僅かな支出も気にしなければいけないようです。
大当り回数ですが1ヶ月で72回とカウントしてみると結構当っているんですね。
2ラウンド当りの暴走モードの11回を含めるとトータルで83回楽しい思いをさせて貰いました。
− | Total | 平均 | Max | Min | ||
当り回数 | 15R | 大当りの回数 | 72回 | 4.0連荘 | 14連荘 | 1連荘 |
2R | 暴走モードの回数 | 11回 | − | − | ー | |
出玉数 | 1回当りの玉数 | − | 1385玉 | 2041玉 | 1071玉 |
全回転やプレミア5連荘(格納庫⇒サイレン⇒サイレン⇒格納庫⇒4号機救済の連続)を含んで14連荘と楽しい当りもありましたが、通常単発で終わっちゃった時も4回ありました。
その平均が4.0連荘となります。
グラフを見ても確変継続率63%から算出される期待連荘回数の3.51連荘に収束してきているように見えます。
こちらも6月度平均値が上回っているので収入が増え、結果的に収支プラスにて終われたようです。
出玉数は標準1490玉/回を若干下回っています。
これはABC天竜川店ですがへそ/電チュー回りの釘は良いんですが、アタッカーへの流れが良くなかったのかも知れません。
しかし換金レートは等価なので収入については有利だったのかも知れません。
6月1ヶ月間の収支です。
− | 勝敗 | Total | 平均 | Max | Min | ||
収支 | 支出 | 投入金額 | 26敗 | -254,500円 | -6,700円 | -30,500円 | -500円 |
収入 | 回収金額 | 17勝 | 337,000円 | 24,071円 | 72,400円 | 3,600円 | |
収支 | 利益累計 | 勝率40% | 82,500円 | 64,210円 | 103,900円 | 33,000円 |
1ヶ月トータルで収支としては+82,500円となりましたが決して楽勝と言う感じではなく、月初のまとまった勝ちのおかげで何とか1ヶ月打ち続ける事ができたようです。
一回で3万円投資してもまったくで出なかったり、691回転の嵌りに落ち込んだりと結構めげそうにもなりました。
収支も10万円オーバーの時もありましたが、1ヶ月5700回転させてみると結局理論的な線に落ち着いてきているように見えます。
- | 6月度 実績 | |
確立分母 | 1/317.0 | |
期待連荘 | 4.00連荘/回 | |
回転/千円 | 18.5回転/K | |
交換レート | 4.0円/玉 | |
出玉数 | 1385玉/回 |
日頃漠然と感じていた事ですがデータとして見てみると結構面白い結果となりました。
内容としては確率から算出される当り前の事ばかりでしたが、それをシュミレーション/実践として経験してみると感じ方がずいぶん違うように思えます。
パチンコの場合確率の部分はどうしようも無いので、回転率やアタッカーへの入り具合等を気にしながら収支を稼ぐ訳です。
それと今回のデータ収集をやっている中でだんだん単発当りや600回転ほどの嵌りになっても逆に確率論的にはありえる内容で、トータルとしてボーダーを割ってないので良いんじゃないかと冷静になってくる自分に驚きました。
ちょっと大袈裟ですがパチンコその物は決して博打ではないように思えます。
ほとんど経験は無いんですがオートレースや競艇のようにあまりにも不確定な確率に対しては今までの経験とか感を使わざるを得ないようで、これはある意味博打ではと思います。
しかしパチンコの場合ははっきりした確率が提示され、その中で如何に支出を抑え収入を増やすかの勝負です。
ん〜 勝負とも違うかも知れません…ゲームかな??
オート/競艇にも居るのかも知れませんがパチプロが存在できるのはこの様に確率から収支が予測できるからこそ仕事として成り立つからかも知れません。
博打ではとんでもない運を持っていなければ絶対仕事にはならないのではと思います。
じゃあパチンコの楽しみは何でしょうか?
勿論収支はプラスになるのが前提ですが、”大当りの快感”が楽しみなのかも知れません。
「やっと出た」「お〜 いきなり当った」「ん〜 10連荘だ」「え〜 単発かよ…」等、皆さんも必ず心の中では一喜一憂しているんじゃないかと思います。
ある意味これが麻薬のように人々を引き付けているのではと思います。
パチンコのメーカーさんもその辺を十分承知しているようで、派手やレアな演出を用意してくれています。
ほかの人はどうかは分りませんが、私がパチンコに嵌っちゃったのはこの性ではと思います。
ちょっと醒めたあとがきとなっちゃいましたが凝り性な私がパチンコの事を考えると、こんな感じになっちゃいます(^_-)(^_-)。
皆さんはどう思います?
ご意見/ご感想等ありましたら聞かせて頂ければ思います。
最後に長文にお付き合いして頂いて、ありがとうございました m(_ _)m