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内装編

内装は日々目に付く所なのでちゃんとメンテナンスします。

○グローボックスカバー修理

Nの助手席には小さいんですがグローボックスが有ります。
ボックスその物には問題は無いんですが、蓋の部分に穴が開いています。
小さな穴で気をつけて見ないと気づかないほどですが、A型の私にはどうにも気になります。
プラリペアで修復する方法もありますが表面がシボ加工されているので、ちょっと難しそうです。
そんな時何時ものようにヤフオクを見てるとダッシュAss’yが出品されていまが、なんと1500円です。
ん〜 欲しいのはグローボックスのカバーですが予備としても良いかなと思います。
しかし何とオークションの終了時間を過ぎてしまいました…
再出品を期待しようかと思いますが自己紹介欄を見ると連絡先が分かりました。
思い切ってメールで直接交渉をしてみると何と出品の金額で譲って頂ける事になりました。
取引も無事終了してGETしました。
早速カバーを外して交換します。
ん〜 ちょっとした所ですが 大満足です。

○オーディオ メンテナンス

にはなんとラジオが付いています。当たり前か…
多分当時から付いていたAMラジオですが取り合えず音は出ますボリュームの接触不良(通称ガリオームです)やメーター電球切れ等の問題があります。
ハコスカ君一切のオーディオレスですがではラジオぐらいは聞きたい感じです。
取外して修理をします。
外そうと裏側を見ると何と裏面のステー1本止まっているようです…
取外した状態で確認しても本体/車体側にも取付け部等はまったくありません。当時はこれで良いのかな?
まずはラジオの上蓋を外した状態電源を入れてみます。
ボリュームですが回すとガリガリと言いながら、所々はちゃんと音が出る症状です。
これはボリューム内部抵抗面との接触端子部ごみ等が溜まると出る症状です。
一旦電源を切ってクリーナースプレーをボリューム内部に吹きかけて何回か回してみます
クリーナーが乾いた事を確認して再度電源を入れてボリュームを回してみるとしっかり直りました。
続いてメーター球ですが案の定真っ黒で内部で断線をしているようです。
ソケットから取り外して交換も出来ますが端子部がかなり特殊なので手に入りそうもありません。
仕方がありませんので電気部品屋さんで12Vの小さな電球を二つ買って来ました。
電球のハーネスをはんだ付けで取付けます。
後は電球の取付け位置を決めなければいけません。
周波数表示のメーター左右テープで仮止めして具合を確認します。
しかし電球付近は非常に明るいんですが逆に中心部分がかなり暗くなっちゃいます。
ん〜 もう少し均一にしたい所です。
フロントパネルも外しメーター周辺の内側にアルミテープを貼り付けてみます。
今まで外に逃げていた光が反射して良い感じです。
微妙に電球位置を調整してみると納得の行く位置が決まりました。
この位置で固定したいんですが電球が小さい為にステー等では固定できそうもありません。
ん〜 接着剤で固定してみます。
5分間硬化タイプのエポキシ接着剤です。
2液を十分の混ぜ合せハーネス部分にポッティングします。
そのまま放置をすると無事固定完了です。

それではに取付けます。
しかし背面の1本のステーでの取付けですからダッシュボード側の穴ラジオの外形とにクリアランスがあるのでがたがたします。
そこでダッシュボードの穴の内側にゴムを取付けます。
ホームセンター端面にはめ込む事ができる断面がU字のゴムが有るので買ってきます。
これをカットして穴の周辺にはめ込みます。
この状態でラジオを挿入してみるとかなりしっくり来る感じです。

また電源の配線ですがキーポジションにアクセサリーがないので、今は常時ONの配線から電源が引いてありました。
これだとラジオを消し忘れちゃうバッテリーが上がっちゃいます。
配線の束を見てみるとつながっていた端子と一緒に、後2箇所ほどつなげる事が出来る端子があります。
こちらはらキーと連動しているかも知れません。
そちらにつなげてみると一つは常時ONでしたが、もう一つはキーと連動しているようです。
何用の端子かはです今回はこちらにつなげる事にします。
最後にラジオ側の調整です。
結構ラジオの感度が良くない感じで市内を走行中でもビルの陰等に入ると受信が不安定になります。
本来内部のトリム等を再調整をしなくてはいけないとは思いますが、これも結構ヘビーです。
しかしアンテナとのマッチングのトリムのみが外側から調整が出来るようになってます。
比較的電波の弱い放送を受信した状態トリムを回してみまると、僅かですが現状よりも受信感度がUPしました。
やはり経年変化によりずれているのは確かです。
最後に裏側のステーを固定(と言ってもこれも専用の所はなく、ヒーターレバーと共締めです…)して完了です。
ダッシュとのクリアランスもなく、良い感じです。
しかし夜メーターパネルを見てみると”ショック”です。
新品の電球のおかげで明るくなりすぎました…
メーターの表示がまったく読めないほどです。
翌日早速対策です。
明るさを落とす為には抵抗等を使って電球に掛かる電圧を下げなければいけません。
しかし当然抵抗での発熱の問題も発生してしまいます。
だったら思い切って2つの電球を直列にして見ます。
そうすれば電球に掛かる電圧は一気に半分の6Vになります。
しかし今度は電圧が低すぎて光らないかも知れません…
取り合えず直列に変更してみますが、かなり暗くはなりますが光らない訳ではありません。
逆にこの方が電球自身の発熱も小さくなるので良いのかも知れません。
夜になって点灯してみます…ん〜 かなり暗いんですがこの方がレトロぽくって良いかな。

AMラジオを聴きながら走るのは一体何年ぶりでしょうか…
しかしこのチープな音雰囲気に合っているんじゃないかと思います。

○内装掃除

大きな汚れは無いんですが取り合えず内装のクリーニングをします。
まずはリアシートの取外します。
ハコスカ君の時は特に背もたれ上部のレザーが硬化しちゃってぼろぼろでしたが、の場合は新品とまではいきませんが弾力/艶共に全く問題ありません。
続いてフロアーカーペットを取外します。
運転/助手席側/タイヤハウス部分のカーペットを剥がすと床には分厚いフェルトのクッションも入ってました。
またリアシートカーペットの下にも同様にフェルトが入っています。
最初に走り出した時に非常にロードノイズが小さく感じたのも、このおかげなんですね(^_^)/~
フェルトを剥がすフロアが見えますが、 ほとんど新車のようです。

今まで色々古い車に乗ってきましたが、これほどの程度が良いフロア初めてです。
勿論さび等は一切無く修復の為に再塗装をした痕跡さえもありません
如何に前オーナーさんの元で大切にされていたのか判ります。
まずは掃除機でクリーニングをしたんですが、10円玉が一枚出てきました。
刻印を見てみるとなんと”昭和45年”でした。Nが生まれた年のです。
ある意味貴重な10円玉ですからオーナーさんにお礼状を出そうと思ってますので、是非同封して送りたいと思います。
続いてカーペット/フェルトもほこり等の汚れはあるので天日干し後掃除機等でクリーニングを実施します。
クリーニングが終わったフェルト/カーペットを元に戻してフロアは完成です。
続いて外したリアシートを戻し内装に全体レザーワックスで拭きあげていきます。
各所のレザー/ゴム/樹脂部の状態を確認していきますが、やはり樹脂部についても一部は割れ等の損傷もあるので又機会をみて修復をしたいと思います。
またゴム部内側は比較的弾力等が残っていますが、さすがに外周部は硬化が進んでいるので部品探しも実施しなければいけません。
続いてダッシュボード周りです。
ダッシュボードの日の当たる部分は結構劣化が進んで割れちゃったりとかするんですが、まったく問題ありません。
スピード/レブ/燃料メーター等も問題なく動いています。
最後にレザーワックスで拭き上げれば完成です。


一通りクリーニングが終わりましたが内装は常に目に付く所なので、ここが綺麗だと非常に気分が良いです。

次は何時ものメーターオーバーホールオーディオ系のメンテナンスです。







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