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PGC10改造日記

電装編

旧車全般に言えるのが電気系の老朽化によるトラブルです。

ハコスカ君のも、リフレッシュが必要です。

○セルモーター昇天

数日前からエンジン始動セルが回りません…
イグニッションをONにすると「カッチ」と音がして回りません。
取り合えず数回入れなおすと回ってエンジンが掛かるんですがどうやらバッテリーが弱っているようです。
そう言えばハコスカ君購入から3年ほど経ちますが交換した事がありません。
日々症状が悪化してきて、段々セルを回す為のイグニッションスイッチの回数が増えていきます。
仕方なく仕事帰りに近くのカーショップバッテリーを交換します。
交換してもらうと勢い良く回ってくれるので問題解決のようです。

しかし1Weekほど経つと、又もや同じ症状が出てきます。
ん〜 バッテリーだけではなく。その他にも原因があるようです。
症状的にはバッテリー交換で一旦良くなったのでジェネレータ等含めて充電系のトラブルのように思えます。
いよいよ症状が悪化して朝の出勤に不安となりタケウチさんに相談します。
「セルモーターが劣化している可能性が高いかな」と言う事で、仕事帰りに寄って預かってもらう事にしました。
翌日メカのMさんから連絡が来たんですが「充電系は問題が無く、セルモーターの劣化のようです」との事です。
社長さんと相談すると”遊星ギア式の軽量タイプ”が手持ちにあるとの事です。
エンジン始動時のトルクを稼ぐ為に内部に遊星ギアを組み込んでおり、逆にモーター重量を減らす事により全体的に軽量化されているそうです。
ん〜 魅力的です。
思わずこれへの交換を依頼しちゃいました。
翌日には無事交換完了と言うことで、引き取りに行きます。
セルモーター交換に伴いリレーを追加してモーター駆動をバッテリー直結にする対応をしてくれました。
早速エンジンを掛けます。
イグニッションスイッチを入れると以前に比べてかなり軽い音でセルが回って、無事エンジン起動です。
繰り返しエンジンのON/OFFを繰り返してみても安定して起動してくれます。
ちょっとトヨタ的な軽めの音はちょっと気になる感じです…しばらく様子を見てみます。

これで一安心かな…?

○カーセキュリティ 取付け

家のハコスカ君ですがマンション住まいと言うことで駐車場に青空駐車しています。
しかしマンション敷地内の駐車場だけでは足りず歩いてすぐの田んぼの真ん中に第2駐車場があります。
マンションに入居した途端くじ運が悪くてマンションの管理組合の理事長となってしまいましたが、その第2駐車場車上荒し発生しました。
窓ガラス割られてバール見たいのでカーステレオ部分を根こそぎ持っていかれた見たいです。
しばらくしたらなんと同じ人が又ガラスを割られてカーステレオを盗まれました
さすがにこのままではまずいと言う事で臨時の理事会を開催して第2駐車場への照明の設置をしました。
その後しばらくは収まってはいましたが、最近またもや車上荒らしが発生した模様です。
一緒に仕事をしている人もアパート前に置いた車に乗ろうと思ったら、やけに車高が低いなと思ったらタイヤが4本とも無くてブロックに乗っていたとの事でした。
比較的浜松は全国的に比べても派遣等の人が多く、昨今の不景気のせいで益々治安が悪化している様です。
漠然と目立つハコスカ君だか盗んでもすぐに足が付くから大丈夫だろうと思っている気持ちがありましたが、ネットからの情報でハコスカ君拉致事件の話しも出始めると急に心配になってきます。
朝起きて会社に行こうとしたらハコスカ君がいなかった…想像しただけでおかしくなりそうです。
ハコスカ君の相場も最近大幅に上がってしまいましたし、部品もヤフオク等で高値で取引されています。
本当は屋根付き車庫の確保をしたい所ですがそれでも持って行かれる可能性も有るようなので本格的にセキュリティ対策が必要かと思い始めました。
早速オートバックスに行って相談してみます。
担当の人とお話しをしますが開口一番「最近危ないです」との事です。
やはり景気悪化に伴い浜松でも車上荒しが増加しているようで、その担当の友人もR32を盗まれて川原で内外装共に剥ぎ取られて見つかったそうです。
まずは具体的なモデルの選定です。
最近は廉価な簡易式セキュリティが掛かっているように見せかけるだけの物のもあるみたいです。
最近は車上荒しも進歩したようで、まずはバッテリー配線をカットしてしまいセキュリティその物を動かないようにしてしまうようです。
価格がある程度高い物はこの対策機能も持っていたり、強引に車を発進させようとしてもエンジンその物を掛からないようにカットもしてくれるみたいです。
ん〜 どうせ導入するんでしたら中途半端なものでは心配になります。
必要な機能をリストアップしてメーカーを選定しますがバイパーボルテックスのどちらかのようです。
単品定価はバイパーの方が安いようですが必要な機能を追加して行くと、結局ボルテックスよりも高くなっちゃうそうです。
取り合えずメーカーボルテックスに決定します。
後はドアのセンサーをどうするかです。
ハコスカ君の場合フロントドアには開閉のセンサーが付いているんですがリアドアには付いていません。
したがってリアドアセンサー取付が必要になり、結構手間と費用が掛かるようです。
この代替案としてオプション近接センサー設置する事によってハコスカ君に近づくだけでも警告を発する事もできるようです。
さすがにマンション/会社の駐車場等で横に立つだけで騒ぎ出しちゃうのも考え物です。
本体の振動センサーだけでも十分と言う事ですが、リアドアだけセンサーが付いていないのもセキュリティホールを残しているようで気分が良くありません。
実は
ドアセンサーですが+αで4枚のドアロックを電磁化もできるようです。
結構同乗者の乗り降りでドアロックの開閉が面倒ですが電磁ロック化されれば今に車と同様にセキュリティのリモコンで開閉ができます良いかも

ん〜 総額十○万円出費となっちゃいますが、思い切ってドアロックの電磁化も実施しちゃいます。

セキュリティユニットの取付けだけでしたら1日でできるそうですが、ドアロックの電磁化がもあるので3日間ほど掛かるようでハコスカ君を預かってもらいます。

取付け完了の日に会社帰りに取りに行きます、
お〜ハコスカ君見当たりません…?
担当の人が「すみません まだできていません」との事です。
3日間でできるとの事でしたがドアロックの電磁化が思ったより大変で昨日も11時過ぎまでやってくれたようですがまだ終わらないようです。
一旦自宅に戻りましたが8時過ぎに無事取付け完了のようで連絡が入りましたので取りに行きます、
取り付けについてもかなり気を使ってくれたようで原則ボディ側への加工はしないようにしてくれたようです。
見た目にはドアロックが電磁化されたのはまったく判りません。
早速リモコンを受け取って動作確認をします。
実は今回のセキュリティにはアンサーバック機能装備されています。
これはリモコンからのON/OFFは勿論ですがハコスカ君側で不具合が発生するとリモコンに情報が伝達されるようです。
具体的な不具合内容やその程度を伝えてくれるようです
これが売りの一つです。
まずはセキュリティとドアロックのON/OFFです。
ピピっと言う動作音と共にハザードが点灯して無事動作します。
セキュリティをONにした状態でハコスカ君軽く叩きます。
ん〜 ちゃんと警告音が発せられます。
この状態でもっと大きな衝撃が加わるとサイレンが発砲するそうです。
実はそれ以外にも色々なセキュリティ機能があるんですが、あまりここで紹介してしまうと意味がなくなっちゃいますのでこの辺にしておきます。
自宅に戻ってリモコンでONにするとセキュリティが動作を始めダッシュボードのLEDが点灯します。
ん〜 これで一安心です。
どのくらいまでリモコンで動作が可能かと思い離れながら確認していきます。
取りあえずマンション5階のドア前までは問題なく動作します。
しかし自宅に入りリビングで確認すると動作しません
玄関に向かいながら確認をするとリビングから2mほど戻ると動作をします。

ん〜 もうちょっとなんですが…何とかしないと(^_-)(^_-)

○MDI取付け 奮戦記

・MDI買っちゃおうかな
基本的にはくじ/懸賞/賭け事等についてはあまり興味がなかったんですがここ1ヶ月ほどパチンコにはまってます。
今までも年に数回暇つぶし程度には行っていたんですがホームセンターの帰り道新しくできたパチンコ屋に寄り道をしました。
パチンコ屋さんと言うと無機質に一列に並び狭くてうるさいという感じでしたが、ここは各列の間も広く場内の音量も小さ目快適そうです。
ん〜 たまには良いかなと思い挑戦します。
取りあえずやった事が有る”エバンゲリオン”に座り、1万円を入れて始めると5000円位で暴走モードに入ります。
お〜 ラッキー確率変動のようです(^_^)/~
そのまま8連荘で8箱位出ます。
時間もなかったので交換すると、いつもより多目の金額になります。
初めてなんですがどうやらこのお店は等価交換のようです。
ん〜 良いお店のようです
一旦勝つとお金に余裕ができ日頃仕事帰りに行くことはなかったんですが、水曜日にまた行っちゃいました。
日曜日に出た台がまた開いてます・・・
出るかなと思い打ち始めると2000円ぐらいでいきなりミッションモードから突発で大当たりに入ります。
その後5連荘でまた勝っちゃいました
ん〜 お店も開店直後と言う事もありますが、自分自身も結構が良いのかも知れません。
その後パチンコ屋通いを続けますが”七人の侍”,”月下の棋士”,”エバ”と毎回1000円程度で5〜9連荘とかなり出ちゃいます。
週末に2000円でエバ8連荘中に息子に代わりに打たせて、隣の台が1800回転までまったく出ずに開いたので打ち始めるとなんと500円で確変⇒4連荘神がかり的に勝っちゃいます
5連勝とかなり儲かっちゃいました。
ん〜 パチンコ人生最大の出来事です。
儲かったお金は家族/実家との食事(中華料理でフカひれ姿煮@8000)や友人達と飲みに行っちゃったり堪能しちゃいました。
翌週の月曜日ですがお休みなのでハマホビさんにレース結果の報告の帰り道にパチンコ屋さんがあるのを思い出し時間もあるので寄ってきます。
しかし・・・一向に出ません・・
勝っているので勢いで打っちゃってますが財布の中の1万円札が次々と無くなり最後の3000円です(^_-)(^_-)(^_-)
ついにパチンコの神様に見放されたのかと思い最後の3000円でCRコブラに挑戦します。
以前結構連荘したので期待しますが、1500回ほど回っておりに出そうもありません。
・・・これが無くなるとすっからかんです。
おお〜 最後500円を残して大当たりです(^_^)/~(^_^)/~
取りあえず4連荘しますがその前にかなり金額を打っちゃったので大きなマイナスです。
隣の人もまったく出ないようであきらめて台が開きました
横目で見ていたんですが結構熱いはずれが出ていたので思い切って台を移動して勝負です。
一箱ぐらい打つとハイウェイモードに入ります。
お〜 良いかも・・・キター 大当たりです。
その後連荘し続けて28連荘/18箱となります(^_^)/~
負け分を差し引いても大きな勝ち越しです。
ちなみに先ほど当たった台はその後別の人が打ってたんですが1000回転までまったく当りがありませんでした。
危ない危ない。
これに味をしめて週末の土曜日に磐田の銭湯に行った帰りに時間が取れたのでまた挑戦します。
磐田のパチンコ屋さんに寄りますが、どうも出そうもありません・・・
全体に出ていないお店だと勝てる気がしません。
あきらめて最近JR天竜川駅前にパチンコ屋さん開店したので、そちらを見に行きます。
先ほどのお店よりは出ているようで、やった事のない最新のCR北斗の拳”が開いていました。
初挑戦です。
しかしすでに1000回以上回っており、嵌り台かもしれません・・・
打ち始めると1000円でいきなり大当たりです(^_^)/~(^_^)/~
この台は継続率が80%と高いようで、順調に連荘して16連荘です。
取りあえず1箱ぐらいはと思って打ってると、またもや大当たりです。
今回も14連荘とびっくりするぐらい出ます。
もう駄目だろうと続けて打っていると、一箱程度でまたもや大当たり11連荘(^_^)/~(^_^)/~
結局1000円41回出て20箱です。
もはや”パチンコの神様”の存在を信じだしちゃいます。
しかし世の中はそんなに甘くはありません・・
翌週にはどの台をやってもまったく出る気配がありません・・・
結局○万円の間に1回の当たりも無く惨敗となりました。
折角の儲けも無くなりそうなので、しばらく”パチンコ封印”です。
しかし止めていたパチンコですが息子が先日の駅前店出たよとメールが入ります。
ん〜 どうしようかなと思いましが思い切って出かけていきます
”北斗の拳”が空いていたので打って見ますが前回の惨敗のダメージもあり1000円を入れて様子を見ます。
ん〜 いきなり前振りも無く世紀末モードに移行します。
最近勉強して”潜伏確変”と言うのを覚えたんですが、なにか怪しい感じがします。
(やっぱり根が凝り性で最近パチンコの件をネットで色々調べていました
もう1000円を入れるとリーチ⇒ケンシロウvsラオウリーチ発展します。
結構熱いリーチのようですが駄目かな思っていると、あっさりハイパーボーナス大当たりです。
その後4連荘しますが5ラウンド当りがほとんどで2箱程度で終わりです。
そのまま打ち続けるとあっという間に1箱飲まれます・・・
隣の台では女の子が打ってましたが、800回転を超えても出ないようであきらめて空きました・・・
ん〜 勝負!! 隣に移動します。
打ち始めるとケンシロウのカウントダウン予告になります。
以前もこのカウントダウン予告から大当たりになったので期待しますが5⇒4⇒0あまり期待ができないようです。
しかしそのリーチが発展して大当たりです(^_^)/~
んん〜連荘に期待します。
お〜 5ラウンドもありますがとりあえず10連荘突破です(^_^)/~
おお〜 一旦時短になりますが無想モードから転生モードに移行して引き戻して15連荘です(^_^)/~(^_^)/~
おおお〜 ケンシロウがレイに変身して20連荘です(^_^)/~(^_^)/~(^_^)/~
おおおお〜 ラオウが昇天してなんと25連荘です・・・・
信じられないほど連荘します。
出玉も10箱を越えちゃってます。
その後連荘を続け、ラオウ昇天3回目連荘終了です。
な なんと43連荘です。
もちろん私のパチンコ人生の中の最高記録です。
途中5ラウンド当りが続く時もありましたが結局22箱となりました。
う〜 さすがに4時間ほど打ったのでもう少し出そうな感じがしますが終わりとします。
交換すると35000発OVERです、換金すると14万円を超えています。
あれ??以前は21箱で10万円ぐらいだったのに多くなってます???
どうやら等価交換になったようです。ラッキー(^_^)/~

先月末から途中に負けはありますが通算70箱ぐらいは出ちゃってます。
今までのパチンコ人生のなか、最大の儲けです。
今までは食事や飲みに行っちゃったのでこの辺でハコスカ君に投資する事にします。
そうです MDI投入です。

ん〜 長い前振りでした。

・MDI購入へ

さてハコスカ君の更なるパワーアップを目的に点火系の強化の為MDIを導入します。
トレノ君の時にも採用したMDIですがその後モデルチェンジをして新型になっています。
今回でもハコスカ君のS20専用モデルもラインナップされています。
販売台数2000台程度のハコスカRの専用モデルをラインナップしてくれている永井電子さんには感謝です。
永井電子さんのHPを見ると従来モデルに対して外付け部品を内部に組込み、取付性もUPしたようです。
しかし純正のハイレシオタイプのイグニッションコイルは使用できずMDIオプションのIGコイルに交換しなければいけないようです。
またそのコイルに挿入するプラグコードですが差込口の深さが特殊でこちらも専用のコードが必要なようです。
プラグコードもある程度消耗品なので思い切ってすべて交換することにします。
取りあえず必要な物をリストアップします。

MDI本体 No,9958 84,000
・イグニッションコイル No,9535-00 13,440
・プラグコード No,2039-10 23,940
Total \121,380 (税込)

ん〜 結構な値段がします。
コイル/コードがこれで良いのかと思い直接永井電子さんにメールで質問した所早速回答を頂け、物としてはこれで良いようです。
また今回の新型S20用の9958ですが6気筒/10000rpm対応の為に、超高回転域での2回の点火間隔を極端に狭めた専用設計をされているようです。
ん〜さすが永井電子さんですm(_ _)m
やはり7000rpm超の領域では純正イグナーではカバーできないそうで、この領域でこそMDIが生きるそうです。
ますます欲しくなります。
具体的な注文ですがヤフーオークションで出品されているお店があるので連絡を取ってみます。
カーピット アイドル さんです。
本体+付属品の価格等お聞きするとご親切に回答を頂けました。
値段もかなりの割引率で結構魅力的です。
ん〜 思い切って注文しちゃいます。

・MDI GET!!

無事MDIのセットが到着しました。
本来今日はハマホビさんのレースですが、残念ながら雨天の為順延です。
時間が取れたので会社の屋根のある所を借りて取付を実施します。
まずは本体の取付です。
現状のイグナーの部分ではスペースが足りなさそうなので純正のクリーナーBoxの所に取付けます。
付属の金具で取付けようかと思いますがこのままでは金具の幅が広くてボディと干渉してしまいます。
仕方がないので本体からはみ出した部分をカッしちゃいます。
続いて金具のボディへの取付け面ですがそのままでは塗装が傷が付きそうなのでゴムシートをカットして貼付けて置きます。
これで本体取付けは問題ありません。
電源コードもちょっと長めですがバッテリーに接続しておきます。
本体からのタコメータの配線ですがボディ側の3Pコネクタに接続しなければいけません差込む位置がです。
しかしS20の整備書に配線図があるのでこれを参考に取付けを実施しました。
続いて点火コイルです。
こちらもMDI専用品に交換するので純正のを抵抗器共々取外します。
ボディ側の取付金具にぴったり取付けができます。
配線はMDI本体側付属の配線に2Pコネクタを取付けて接続します。
問題はデスビの検出ユニットの改造です。
純正の場合2端子のうち1端子がグランドに落ちているので、これを浮かさなければいけません。
配線固定をしているプラスねじですがサーモスタットカバー部分に隠れてドライバーで回す事ができません・・
デスビ本体をエンジンから取外さなければいけないようです。
以前トレノ君のヘッドオーバーホールでも外したデスビの取付け位置がずれていまい苦労したのでちょっとビビリす。
同じ位置にしなければいけないので取外す前に写真を撮って置きます
点火時期調整用のナットを外しデスビ本体を引き抜く無事外れました。
検出部の配線がかなり短くて大変ですがノーマルに戻せるようにそれぞれの端子にギボシ端子を取付けます。
ここにMDI付属の検出用ハーネスにも端子を取付けて接続します。
事前に撮った写真を参考にデスビを元に戻せば改造完了です。
最後にIG配線を接続しますが位置が??です。
取説/S20整備書を見るとどうやらバッテリーの横にある抵抗器の端子に接続しなければいけないようです。
ん〜結構本体から離れてます延長コードを製作して接続します。
抵抗器のどちらの端子かが?ですが間違えても起動しないだけのようなのでとりあえずで接続します
配線完了ですがもう一度チェックを実施します。ん〜問題なさそうです。
いよいよ緊張のエンジン起動です。
イグニッションをオンにしセルモーターを回します・・・ん〜 エンジンが起動しません。
やはり先ほどのIG配線が間違っているようです。
接続先を変えて再度エンジン起動です。
キュルキュルブローン無事エンジンが起動します(^_^)/~(^_^)/~(^_^)/~
しかし数秒後にエンジンがストンと停止します・・・???
再びセルを回しますがエンジンが起動する兆しが見えません。
トラブルのようです。
もう一度配線を確認しますが問題はなさそうです。
一旦はエンジンが掛かったので配線その物が違っているようには思えません。
また止まった時ですがまるで配線が切れたようだったのでヒューズかもと思い、MDI本体/車体のヒューズを確認しますが問題なさそうです。
ん〜???分かりません。
とりあえずプラグを取外して火花が出るかと試すとまったく出ていません。
どうやらMDIがまったく動いていないようです。
仕方がなく一旦ノーマルに戻す事にしました。
MDI一式を取外しデスビの改造もノーマル状態としてプラグの火花を確認すると問題なく、エンジンも何事もなかった様に起動します。
ん〜やはりMDI側の問題のようです。
取外したMDI一式のチェックします。
自分で作った各端子を強引に引っ張ると点火コイル1次側の2Pコネクタの配線が抜けてしまいました。
どうやらカシメが甘かったようです。
点火コイルの1次側の入力信号が切れちゃう当然2次側の出力がされずにプラグには火花は飛ばないはずです。
ここが当初は良かったんですがエンジン起動後に接触不良となった可能性があります。
端子を再度カシメてもう一度MDIを取付けます。
接続も完了し再度セルを回しましが、やはりエンジンは起動してくれません・・・
原因は別にあるみたいです。
しかし10時から7時間以上が経過して中腰での作業も限界で、仕方なくもう一度ノーマルに戻しました。

ん〜 寄る年波には勝てません・・・

・MDI昇天・・・?

電気系は見た目では原因追求ができないのでやはりメーカーさんに問合せをしてみます。
電話で症状の説明をした所、やはり本体側の破損の可能性が高いようです。
1回目の取付け時点で一旦は正常に起動したので、ピックアップ/電源系の配線は問題はないのではとの事でした。
しかし問題なのはこの時点で発生したコイル1次側の接触不良です。
一旦エンジンが起動した状態でMDI本体から出力された高い1次電圧ですが接触不良に伴い行き場を失い、本体側に戻って内部を破損してしまう可能性があるそうです・・・
症状的には辻褄が合います。
ん〜 しかしコイルに接続する端子ですがロック機能がない通常の2Pコネクタでは引き回しによっては通常使用時にも振動等で十分接触不良が起こりうるかとも思います。
これだったら取説通りではなくコイルに付属の中継端子を使用しナットでしっかり固定した方が良いかも知れません。
ちなみにノーマルの点火回路でもコイル部分の端子の劣化に伴い接触不良を起こしエンジンの起動不良が発生しましたが、この状態でもイグナー本体の破損に至る状態は起こしませんでした。
接触不良=本体破損ではちょっと心配です。
取りあえずは本体一式を送って確認をお願いする事にしました

・MDI再起動!!・・・今度は停止せず???

修理完了でMDIが戻ってきました。
やはり原因としては本体の破損でした。
接触不良=本体破損かなり納得はできませんでしたが、今回は私のほうで泣く事にしました。
今週末も天候が不順ですが雨の間を見計らって再度取付けを実施します。
すでにデスビ等の改造は実施してあるので取付けは簡単です。
コイルについては入力側の接触不良/抜け対策として取付け方向を逆にして入力ハーネスをコイルに結束バンドで固定しておきます。
配線チェックを実施して再度エンジン起動です・・・ちょっと緊張します・・・ ブロ〜ン 無事起動します。
そのまま様子を見ますが以前のようにエンジンが止まってしまう様子はありません
問題なさそうです(^_^)/~(^_^)/~
エンジンを停止しようとキーをひねります・・・あれ・・・???エンジンが止まりません。
キーを抜いた状態でもエンジンが回り続けちゃいます?
しかし完璧に回っているようではなく、エンジンを空ぶかしすると停止します???
ん〜今度はMDIが停止してくれないようです。
とりあえず配線関係の再確認ですが一番怪しいのはIG系の配線です。
今回MDIとの接続をしやすくする為にノーマルイグナーを接続する6Pコネクターに接続をしたので間違っている可能性があります。
目視で確認をしますが配線図と照し合せても問題なさそうです。
再度エンジンを起動〜停止をしてみますがやはり止まらず、IG端子を引き抜くと停止します。
じっくり回路図を見てみるとIGスイッチMDIの電源同時ダイナモ/レギュレータの発電系を制御しているようです。
可能性としてIGOFFに伴いスイッチからの電源の供給は停止しますが発電系のレギュレータから電圧が漏れ出し点火系がOFFせずにエンジンが回り続けているように思えます。
テスターも手元に無いのでタケウチさんのガレージで見てもらう事にします。
到着して症状を説明すると、さすがに診た事が無い症状との事です・・・
まずはテスターを使って電圧チェックをしてもらいます。
IG端子ですがスイッチOFFではもちろん電圧は出ておらず、ONに伴い12V程度の電圧はちゃんと掛かっています。
エンジンを掛けこの状態でIG端子の電圧を見ながらIGスイッチをOFFにします。
ん〜 電圧が出ています・・
やはり予測通りにIGスイッチからの12VはOFFしたんですが、電圧が漏れ込んでいるようです。
家のハコスカ君にはICタイプのレギュレータに交換してあるんですが、これが壊れている可能性があります。
タケウチさんの所に当時のリレー式のレギュレータがあったので交換してみます。
ん〜 やっぱりエンジンが止まってくれません。
テスターで見るとやはり電圧が残っています
そうなるとMDI本体の方も疑っちゃいます。
直前の状態ではノーマル点火系は動いていたのでMDI側からの洩れ込みも有るのでは疑心暗鬼になっちゃいます。
とりあえず時間切れで翌日に持ち越しです。
ん〜整備書の回路図を解析しながら書き直してみます。

翌日もう一度回路図を見ながら考えます。
IGスイッチOFF後の洩れ電圧が何処から出ているのか解明しなければいけません。
ん〜解析案を考えます。
現在IGスイッチにて点火/発電系を制御しているので、これをそれぞれ単独で動かしてみます。
MDIのIGの配線を直接バッテリーに接続します。
この状態でエンジンを掛けます。
この状態で車体のIG配線のコネクター部には12V程度の電圧が出ています。
この状態でIGスイッチを切ります。
MDIはバッテリー直結なので当たり前ですがエンジンは回り続けます。
この状態でIG配線のコネクタ部の電圧を確認すると6〜8Vの出力があります。
ん〜MDIは問題が無くやはり車体の配線側から電圧が洩れ込んでいるようです。
昨日レギュレータは交換しても症状が改善できなかったので配線その物の問題かも知れません。
しかしすべての配線を確認する訳にもいかず困っちゃいます。
レギュレータへ12Vが供給ができ、尚且つ電圧の漏れ出しを防がなくてはいけません。
ん!! ダイオードを入れれば良いんじゃないかと思います。
これでしたら電源供給/漏れ出しを防ぐ事ができます。
地元の電子パーツ屋さんに行って”12V回路での逆接防止用に使用できるダイオード”が有りますか?と聞くと、これで大丈夫ですと勧められました。
これをレギュレータの6Pコネクタの配線に割込ませて接続します。
これで良い筈です。
   
レギュレータを取付けエンジン起動⇒停止をしてみます・・・お〜 無事止まります。
テスターで電圧を確認してもIGスイッチOFFに伴い、即0Vに落ちますので効果ありと判断できます。
配線関係の劣化/アース不足等によるの洩れ出したまたまMDIのIG入力側の感度が良すぎる本当の真因は?ですが対策としては理論的に問題ないかと思います。

以上でMDIの取付けが完了です。

・MDIの効果は?

苦労して取付けたMDIの効果レポートです。

◆タコメータ表示
今回最初に違いを感じたのはタコメータの動き具合の違いです。
S20モデルのタコメータは結構特殊らしくてイグナイタ本体で表示用の信号を作っているようです。
したがってMDI変更に伴い信号はまったく違う物になっているようです。
感覚としては従来の動きは非常に機敏だったんですが、これがかなりマイルドな動きに変りました。
現状のタコメータとのマッチングかも知れません。
また電流制御のようで配線抵抗に依存するようなので配線の劣化の影響もあるかも知れません。
MDIにタコメータ用配線も付属しており今後交換の効果確認もしてみようかと思います。
表示値に付いても校正してみたいものです。

◆エンジンフィーリング
私自身結構鈍感なんですが明らかに低速〜中速のフィーリングが変りました。
取付け前も決して低〜中速のフィーリングに不満はありませんが、明らかにスムーズになりました。
MDIが低/中速領域での点火回数を4回マルチ化している効果なのかも知れませんがエンジンの線の太さを感じます。
1500rpm/5速の超低回転領域からの加速でも今まで以上にスムーズに加速してくれます。
しかしタコメータの表示の為かも知れませんが従来のびっくりする様なレスポンスに対し、かなりマイルドになってちょっと面白みが減少しちゃったかなとも思えます。
続いて高回転領域です。
6000rpm辺りからフィーリングもやはり太目の感じです。
従来高回転域では比較的排気の色が目立ちましたがこれも減少したようなので、より完全燃焼になっているんじゃないかと思います。
ピークパワーについては体感的にはびっくりするぐらい変ったとは思えませんが良い感じです。
やはり電気系改造についてはエンジン全域におけるフィーリングの改善としてはかなり効果があるように思えます。

無事MDI取付け完了です。
取付け直後から効果は十分感じますがやはり数字マニアの私としては具体的な効果を確認したい所です。
ん〜 シャシダイでのパワーチェックしちゃおうかな(^_^)/~

○ウインカー不調

前々から症状が出ていたんですが、ウインカーの点滅が不安定です。

だんだん点滅の間隔が長くなり最近は点灯したまま止ちゃいます・・・

多分フラッシャーリレー本体の不調だと思います。

日産部品に注文しに行くと廃番のようで分らないようですが、このままでは困るので取合えず分解してみます。

端子面のベークライトの部分にアルミのキャップがカシメられていますので、この部分を広げて取り外します。

中身を見てみるとやはり”バイメタル”を使用したタイプです。

バイメタルとは熱膨張係数の違う金属板を貼り合せた物です。

熱膨張係数の違う金属を貼り合せてある為に熱を加えるとそれぞれの膨張量違う為に変形(曲がる )してしまう特性を持っています。

予断ですがに男も女もOKなのが、バイセクシャル(Bisexual)と言いますがバイは同じ意味です。

実際の動作ですがウィンカースイッチを入れると端子部がつながっている為に通電しウィンカーが点灯し、同時の端子部に巻き付けてある電熱線にも通電して加熱が始まります。

加熱されたバイメタル端子部は熱変形を起こし端子部の接続が切れ、ウィンカーの消灯と電熱線回路の切断がさ れます。

冷却するとバイメタル端子部が元に戻り、再び点灯/過熱が始まります。

しかし上記の一連の動作が劣化によりスムーズに動いてくれないんだ思います。

取合えず端子間隔を調整すると点滅をしてくれますが、安定して点滅をしてくれません…

仕方なくダッシュボード下にぶら下げた状態でしばらく様子を見る事にしていましたが、年始にラバーソウルさんにお邪魔した時に新品を購入しました。

なぜかサイズが大きいんですが、接続すると無事動作しました。

これで20年は大丈夫だと思います。

○エンジン停止…

前々からエンジンルームのプラグコード周辺をいじると、エンジンが掛からない症状が時々出ます。

症状が出ない時にはまったく出ませんが、出だすと結構頻繁に出るんですが比較的夜に出る時が多く原因が良く分りません。

そんな時昼間何気に交差点で一時停止をすると、”ストン”とエンジンが止ります。

良い機会なので路肩に止めて徹底的に調べます。

燃料系点火系のどちらかに原因がありそうですが、”ストン”と止まる症状から点火系が臭い様に思えます。

結構電気系は目に見えない事もあり大変ですが、一通りハコスカ君の電気系の回路は頭に入っているので、順番に調べていきます。

まずは点火コイルからデビスへのプラグコードの接続具合を確認しますが問題無さそうです。

4気筒目のプラグとデスビとの接続が若干弱い気がしますが1気筒だけの問題だったらエンジンが止っちゃう ほどの症状が出るとは思えません。

プラグコードの問題ではなさそうです・・・

何気に点火コイルにつながっているギボシ端子引張ると簡単に抜けてしまいます。

外れたギボシ端子のカバーを見ると接触不良の為に発熱した様で黒く焼けている感じが有ります。

どうやら端子部の接触が弱いようです。

お〜 これは臭そうです。

ラジオペンチで端子を潰して接続してみるとちゃんとエンジンが掛かりますし、わざと端子を外してみるといつもと同じ症状でエンジンが掛かりません。

どうやら点火コイルのギボシ端子の接触が原因のようでした。

後ほど端子を新品に交換して1ヶ月ほど経ちますが、それ以降同症状でのエンジン停止は発生していま せん。

どうやら解決のようですがその他端子/配線の痛みもあるので、全体の配線類のオーバーホール/交換の必要があるかも知れません。

大変です・・・

★ワイパー動作不良

購入した時からそうなんですが家のハコスカ君のワイパーはスイッチを切った瞬間に停止 してしまいます。

普通はスイッチOFFにしてもフロントガラスの下端の位置まで戻った後で止まる筈ですが、その場で止まってしまいます。

ん〜おかしい・・・

まずは回路図を解析です。

回路はそんなに難しくは無く、書き直せましたがスイッチOFFで所定の位置に戻るのは「自己保持回路」が何処かに入っているはずです。

やはりスイッチ内部の回路を確認をしないと分りません。。

センターコンソールのワイパースイッチを外して確認します。

端子は全部で7つですが、テスターで確認すると4つの端子以外に導通がありません・・・

仕方が無いので、スイッチをばらします。(毎回これです・・・)

やはり分解してみるとやはりウィンカーと時と同じように端子の接触不良の為、導通していないよ うです。

電極のクリーニングとグリスアップを行って組立てます。

続いてワイパーモーター側の確認です。

あれ?コネクタの配線が1本つながっていません。

青/黒の配線がありませんし、モーター側の配線も回路図と違うようです・・・

モーター側の配線のカバーが被さっている部分を剥がすと、やはり回路図と配線が違います。

 

       <ワイパースイッチ回路>                                                         <モーター回路>

もう一度回路図/スイッチ回路/モーター配線図を睨めて見ます。

するとワイパーモーターのブレーキ回路が入っている事に気づきます。

一般的にはモーターは電気を加えると回転し、切ると止まります。

しかし電源を切っても回っていた弾みで、そのまま回転しよう とする訳です。

これにブレーキをかけなければいけません。

自動車とかのブレーキはメカ的に回転を止めますが、モーターの場合には電気的に止めます

モーターの電極間をショートしてしまうのです。

モーターは空転していると発電機にな っています。

その時回転する方向と逆方向の電圧が発生している(逆起電力)ので。端子をショートするとブレーキが掛かったように急に止まる訳です。

これを電磁ブレーキと言います。

ラジコンのブレーキもこれと同じ原理です。

   横道にそれますがモーター制御について興味がある方は”ちょっとDeepなラジコン講座”へ どうぞ(^_^)/~

実際には抵抗値0でショートしちゃうとあまりにも急激にブレーキが掛かってしまうので実際にはある程度の抵抗を入れるのが一般的です。

それが理解できると回路が分かってきます。

しかし回路図を書き直してみても、どう考えてもスイッチOFFで所定の位置まで戻って止まる回路ではありません・・・

多分以前のオーナーさんがスイッチ接触不良の状態で強引に配線を変えて、取り合えずワイパーが動くように したようです。

しかたが無いので、今ある配線をできるだけ変更せずに動くような回路を考えます。

ん〜一部問題はありますが、動く回路が組めそうです。

この回路図を元にハコスカ君の配線を直します。

これで良い筈です。

スイッチをLowに切り替えます・・・無事ワイパーが動きます。

ワイパーが途中の時にスイッチをOFFにします…ちゃんと所定の位置まで戻って止まります。

もちろんLow−Highの切替も無事動いて、これで完了です。

ん〜 これでワイパー回路の修理が出来ました。

★ウィンカー点滅不良

いつもの様に左折しようと思ってウィンカーを出すと、メーターパネルのライトが点滅しません。

降りて確認するとリア側は点滅するんですが、左側のフロント/サイドのウィンカーがだけが点滅しません。

ん〜 旧車系によくある電気系のトラブルです。

○ヒューズ確認

取り合えず電気系の確認はヒューズの確認が最優先です。

カバーを外して確認すると…  とんでもない事になっています。

入っているヒューズの容量は違うし、なんと切れている物もあります。

これで今まで走れたのが?です。

仕方が無いので、いつものカーショップに購入に行きます。

容量は10/15Aの2種類なので予備を含めてちょっと多めに購入してきます。

カバーの指示にしたがって取り付けをしますが、結局ウインカーの問題は解決できません。

配線周りのトラブルのようです・・・ちょっと大変(^_-)

○回路図解析

最近の車ほどでは無いんですが、車の電気系の配線は結構分り難くて大変です。

ここで生きるのは以前購入したエンジン整備書です。

多分誰かが作った再販品で値段も\5000と高かったんですが、もちろんS20エンジンの詳細説明があり、巻末には電気回路図も付いています。

まずはこれを解析です。

ん〜結構、難解な回路図です。

ウィンカー系の回路ですがフロント周りは単純ですが、ハコスカの場合リア電球一つでブレーキとウィンカーとハザードを兼ねている為結構複雑です。

結構メカ好きなんですが、実は私の専門は電気系(とは言っても最近のデジタル系ではなく、スーパーヘテロダインとかC級プッシュプルとかの時代のですが・・・最近お人は知らないだろうな)なので、ある程度は理解できそうです。

複雑に絡み合っているようですが、だんだん分かってきました。

折角なのでウィンカー系の部分のみを書き直して見ました。

図をクリックすると別ウィンドーで開きます。

ウィンカー回路

イグニッションキーON時12Vがウインカーフラッシャユニットに供給され点滅信号を出力します。

一旦ハザードスイッチに入力されますが、ハザードON時はカット/ハザードOFF時はそのままスルーして配線にてウインカーユニットに供給されるのではと思います。

ウィンカースイッチの切り替えによって4回路別々に出力されウィンカーを点滅させます。

ハザード回路

常時12Vがハザードフラッシャーユニットに供給され、点滅信号を出力します。

ハザードスイッチ入力された点滅信号が、ウィンカー4回路別々に出力されてウィンカーと同じ配線を経て点滅させます。

ブレーキ回路

これが一番分からないんですが、ブレーキスイッチONでリア両側が点灯するみたいです。

詳細の回路はまだ?です。

 

回路図の解析ができましたので、症状より推定原因を考えます。

@フロント/サイドの左側だけが点滅しない。

   ⇒ヒューズを含めて電源系は問題ない

      フラッシャーユニットは問題ない

Aハザードはちゃんと点滅する。

   ⇒電球切れ等の問題はない

      配線系は問題ない。

結果的には一番くさいのはターンシグナルスイッチあたりのようなので取り外して見ます。

○分解/修理

ステアリングを外して、カバーを取れば簡単に外れます。

問題のウィンカースイッチを見てみますが、良く分りません・・・思い切ってばらします。

ケースのカシメ部をラジオペンチで起こして、端子の付いたベーク板を外せばスイッチの分解が出来ます。

     

バラしてみるとスイッチ回路が良く分ります。

ブレーキ入力G/Yから入力され、リア左右のB/R、G/Lに出力れています。

ウィンカーを倒すとブレーキからの回路が遮断され、ウィンカー入力がすべての出力回路に出力される訳です。

やはり回路はここで4つに別れるので、今回のように1ヵ所点滅しないのはこのスイッチの接触不良のはずです。

電極を見てみると案の定焼けて真っ黒です。

すべての電極を#1000のサンドペーパーにてクリーニングします。

  

これで良い筈です。

可動部にグリスを付けて組立てて、ハコスカ君に取付けです。

さてどうかな・・・(^_^)/~無事すべてのウインカーが点滅します。

ウィンカーはこれでOKですが、実はワイパーですが購入時からそうなんですが普通はスイッチをOFFにすると決まった所で止まるんですが、何故かその場で止まってしまいます。

次はこれを直さないと。

○クラクションホーン交換   ’06.07.09

以前から時々クラクションが鳴りません

ステアリングのスイッチ部が原因かと思いましたが、押すとフロントから「カチカチ」とリレーの音がするのでホーン本体の問題のようです。

カーショップへ物色に行くといろんなのがあり、今回はBOSCHの「Rally Evolution」のしました。

早速取り付けですが、バッテリーの下辺りに付いているので結構大変そうです。

まずはバッテリー端子を外して、バッテリー/バッテリーカバーも外します。

古いホーンを外します。

新しいホーンですがハーネスが無いので手持ちの線材を使って作ります。

ホーンの取り付けと、配線をすればOKです。

無事ホーン交換です。

    

 

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