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レストア計画 第1弾

購入後2年が経過したハコスカ君ですが毎日の私の足としてがんばっていますが各所に問題を抱えています。

やはりこのままでは大きな問題に発展しそうな所もあり、一回プロの方の手を入れる必要がありそうです。

まずは地元のガレージタケウチさんの所で健康診断をして頂きました。

○健康診断実施 の巻き

私本人も毎年人間ドックを受けていますが、毎回どこかしらの不具合を指摘されています。

ハコスカ君も38歳となりましたのでここで健康診断を実施してもらいます。

・エンジン系

現在最も心配なのが油圧低下です。

エンジン劣化による油圧低下の可能性としてはやはりメタル関連の磨耗によるクリアランス増加です。

磨耗によるクリアランス増加に伴いその間を流れる油圧が下がりますが、同時にエンジン回転中にかなりの音/振動が出るそうです。

しかし現状のハコスカ君ですが油圧が大幅に低下するような音/振動が出ているようではなくクリアランス過多直接原因である可能性としては低いようです。

次に懸念されるのはオイルポンプ側の問題です。

クランクからの駆動でポンプで加圧して油圧が発生しますが、この機能が劣化している可能性があるようです。

またエンジン整備書を見てみるとオイルポンプ直後にリードバルブが設けられているようで、何らかの原因で油圧が異常に高まった場合バルブを開いて油圧を逃がすようです。

S20の場合標準では6kg程度で開くようです。

このリードバルブが何らかの原因で開きっぱなしだと当然油圧が上がりません。

実際には複合原因の場合もありますが、タケウチさん診断でも油圧ポンプまわりのトラブルではないかとのことです。

またエンジン全体ですが漏れたオイルによる汚れが酷いようです。

私も気になり前回カムカバーガスケットは交換しましたが特にフロントカバー側の汚れが酷いようなので、フロントのクランクシール付近からのオイル漏れがファンによって飛び散っている可能性あるそうです。

特にチェーンテンショナ付近からのオイル漏れの影響で直下にあるウォータポンプ−ギャラリーの短いラジエータホースは膨らんで今にもパンクしそうだそうです。

ヘッドからの音もだいぶ出ているそうで、取りあえずはバルブクリアランスの再調整が必要なようです。

音についてはデスビ駆動用シャフトのベアリングからも出ているようで交換が必要なようです。

上記のように問題点は多々ありますが走った感じではエンジンパワーそのものは大きく問題がないそうなので、今すぐエンジンの全バラ〜オーバーホールが必要な状態ではないそうです。

また半年間未調整のキャブレタでしたが再調整をしてくれたんですが、さすがプロです…エンジンが綺麗に回ってくれます(^_^)/~

・駆動系

駆動系で気になっていたのがリア周りのバックラッシュです。

やはりドライブシャフト等のジャーナル部の磨耗によるバックラッシュのようです。

こちらはまだ部品が入手できるそうで、交換で修理可能なようです。

デフ本体のバックラッシュもありそうですが、まずはシャフト関係のバックラッシュを直してみてから再度判定したほうが良いそうです。

またアライメント測定時発覚したリアハブ付近のがたもベアリングへの注油/もしくは交換が必要なようです。

・ミッション

外観的にはこちらもオイル付着が酷く、シャフト周辺/シフト部からのオイル漏れが懸念されます。

取りあえずクリーニングをしてもらいしばらく走ってオイル漏れの位置の確定が必要です。

やはり気になっていた2速の入りの悪さは、かなり悪いそうです。

完璧に治すにはもちろんオーバーホールが必要ですが、部品供給も厳しいようなので取りあえずオイル粘度の見直しをしたほうが良いみたいです。

確かに長く走行していると徐々にミッションの入が悪くなる感じもありますので粘度改善は現状維持に対して効果があるのかも知れません。

また今回シフトレバーの不具合の修正をしてくれました。

ハコスカ君のシフトレバーは曲がりがありこれが本来の位置でなく一速側に回転ずれしていたそうで、これを修正してくれたそうです。

取りあえずタケウチさんの診断は以上ですがエンジン駆動系のレストアを実施する間ボディに不具合について平行して進めたほうが良いかと考えます。

・ボディ関連

今回ジャッキアップして下回りも確認しましたが大きく腐食による穴あき等は無いようです。

しかし前々から気になっているサイドパネルの腐りはかなり進行しています。

ここはサイドシェルAss'yを購入してあるんですが交換するには結構大変だそうで、実際にはサイドシェルを切開して内部の処理をして新品のサイドシェルの表面をカットして取付けるそうです。

どちらにしても結構大変そうです。

また運転席のドアですが前回3角窓のゴム交換時に気が付いたんですが窓部分のインナーとアウターをつなげている所が無いのが分かっていました。

その為ドアがふくらみ気味でガラスサッシとボディの密着が甘く、どうやらこの部分から雨漏りをしているようです。

現在も雨が降るたびに運転席のフロアーに水が溜まります…

現状のドアを修理する方法もありますが、結構さびが出たりしてますし何故かスピーカー取付け穴が開いていたりとしますので程度の良い中古に交換したほうが良いかも知れません。

もちろんこれ以外にも不具合は多々ありますが直近の問題として上記内容の不具合対策が必要なようです。

取合えずタケウチさんの見積もりをお願いしました。

★緊急停止!! の巻き

静岡へ出かけた帰りですが浜松の隣の磐田に差し掛かった所でエンジンの調子がおかしいです。

交差点からの加速時にエンジンから「チリチリ」と音がします。ノッキングを起しているみたいです・・・

今まで出た事が無かったんですが何気にメーターを見ると水温計が異常に上昇しています。

オーバーヒートです。

慌ててわき道に曲がってボンネットを開けると水蒸気が巻き上がります。

ん〜冷却水が大幅に漏れているようで後ろを振り返ると路面に冷却水の痕が続いています。

オーバーヒート時にはいきなりエンジンを切っていはいけないとの事ですが、しかたなくエンジンを切ります。

水蒸気がだいぶ落ち着いて来て見てみるとウォータポンプ−ジャーナル部分の短いラジエータホースパンクしたみたいで。

先週のタケウチさんの所での健康診断の時にかなりの劣化が進んでおり危ないと言われていた所です。

このままではどうしようもないので近くのガソリンスタンドまでと再度走り出しますが、最近日曜日にやっていない所が多くて旧国1の天龍川の橋を越えた所のガソリンスタンドになんとか辿りつけました。

事情を説明して車を置かせてもらいボンネットを開けてしばらく冷やした後に水を補給してエンジンを掛けてみますが、やはり例のホースの部分付近から大幅に水が漏れてしまいます。

このままでは自走は厳しいと思い息子にHELPの携帯を入れます。

レッカーを手配しようかとも思いましたが、取りあえずホースからの水漏れが収まれば自走できるはずです。

ボンネットを開けた様態でエンジンを冷やしてホースの具合を確認しまが、明らかに劣化したホースが膨らんでいるのがみえます。

ん〜 手持ちの部品で修理を試みます。

ホースが膨らんで爆ぜたんでしたら、縦方向に亀裂が入っている可能性が高そうです。

そこで膨らんだホースを結束バンドを縛れば多少は収まるかも知れません。

時間も午後7時を過ぎて暗くなり始めますが、懐中電灯で照らしながら手持ちの結束バンドでホースを縛ってみます。

再度冷却水を補充してエンジンを掛けて様子を見ると、取りあえず大幅な水漏れは収まったようです。

こちらに向かっている息子に携帯を入れて、途中で1.5Lの水のペットボトルを2本買ってこさせます。

タケウチさんに電話をしましたが残念ながら不在で繋がりませんが、距離的自宅へ自走するよりはタケウチさんガレージに向かったほうが良さそうです。

息子に後を併走してもらい走り始めます。

しばらく走ると水温計の針が動き始めますが大幅な水漏れは収まったようで安定してくれます。

無事買った水は使わずに、タケウチさんのガレージに到着です。

車を置かせてもらいタケウチさんに再び電話をするとつながり、事情を説明して預かって頂くようにしました。

取りあえず翌日連絡が入りやはりヒーターホースが破裂していたそうです。

 

在庫があるそうなのでGW前に修理可能との事で、仕事が終った後に引取りに行きます。

早速エンジンを掛けてみると何かが違う感じです。

健康診断直後の綺麗に回る感じがちょっと違ってますし、タペット音も大きくなった気がします。

走り始めても決して回らないわけではないんですが、全体にエンジンが重たい感じがします・・・

メカの人とも相談しますがこんなに短期間でキャブがずれる事もないし、確かにこんなにタペット音がしたかなと感じがするとの事です。

ん〜 やっちゃったかも知れません…(ーー;)(ーー;)

さすがの私もこんな状態で乗り続ける勇気は無くGWを前にして緊急入院となりました。

エンジン 大丈夫かな…

 

○方針決定

健康診断の結果、レストア第1弾としての方針を決定します。

エンジン

<作業内容>

<交換部品>

・エンジン脱着

・オイルポンプ確認/修理

・メタル状況確認

・フロント/リアのクランクシール

・ガスケット交換

・デスビシャフトベアリング交換

・バルブクリアランス確認/調整

 

 

 

:フロント/リアシール:

:ガスケット類:

:デスビシャフトベアリング×2

オイルポンプへのアクセスは車載状態でオイルパンを取り外す事でできるそうですが、原因がオイルポンプ系で無い場合は困っちゃいますしエンジンのオイル漏れも結構あるので、今回はエンジンを降ろす前提で進めようかと思います。

降ろしたついでにメタルのクリアランス/状態確認オイル漏れ対策のシール/ガスケット関連の交換も行ってもらいます。

カムスプロケの交換もされているみたいなので、カムリフト量/プロフィール/バルブタイミングも測定してみたいですね。

駆動/ミッション

<作業内容>

<交換部品>

・ドライブシャフトスパイダー交換

・ミッション/デフオイル交換

:スパイダー×4

:油脂類

駆動系のバックラッシュ対策はマストで実施します。

ミッションについては油脂類の見直しにて今後の状況を確認しようかと思います。

以上は今回のレストアのマスト項目でここまでの見積り状況によって、これ以降のレストアを同時にやるのかを決定したいと思います。

ボディ

<作業内容>

<交換部品>

・サイドパネル修理/交換

・ドア交換 ドア(運転席)

:サイドパネル×2

:ドア×1

ボディも一気に行きたい所ですが費用の問題もあり、取りあえずサイドパネルの修復をメインに実施、ドア修復もしくは交換を合せて実施したいと思います。

エンジン/駆動系修復をメインに考え、見積り金額によりボディ側の修復を同時に実施するかを決定したいと思います。

約1ヶ月程度は上記作業で入院のもようです。

地元のタケウチさんお願いしたもうひとつの理由は取りあえずハコスカ君本体は手の届く所にあるメリットです。

下記内容ですがレストアしている間にできるだけ自分で作業をしたいと思っています。

・フロントシート張替え

以前確認した所作業に3Week程度掛かるそうなので、今回のレストア中にやっちゃおうかと思います。

材料の残りもだいぶ厳しいようですし…

これを機会に残ったフロント両脚とも張替えを実施します。

・キャブレタクリーニング

2番キャブのポンプノズルキャップ周辺からガソリン漏れが発生しています。

エンジンを降ろしたついでにトレノ君でも実施のキャブレタのOリング交換を実施したいと思います。

カバー等外した状態でガスケットについても痛んでいるようでしたOHガスケットキットの購入/交換を実施しようかと思います。

できれば本体へのブラスト掛け/部品のめっきも実施したい所です。

現在ウェットブラスト/めっきを実施してくれる所を探しています。

・ダッシュボードAss'yレストア2

エンジン/ボディレストア中にダッシュボードAss'yを取り外して2回目のレストアを実施します。

ダッシュボードは現在44年式のが取り付いていますので、45年式の再販品があるので購入/交換します。

(もちろん資金捻出の為に44年式のは売却予定…)

デフロスタカバーも後期型の金属製を流用していますが、フィッティングがいまいちなので修理します。

合せてLEDに変更したメーター球の発光点がばらばら明るさにムラがあるので調整します。

最後に以前ダッシュをはずした時に見つかったぼろぼろのフロントバルクヘッドボードについても内田さんの所で再販品を発売しているので交換します。

・ライトリング交換

以前ヘッドライトをハロゲンに交換した際にライトリングが1本割れてしまいました。

これを購入してある新品に交換します。

合せてライトベースのプチレストア(できれば再めっき)を実施しようかと思います。

グリルの塗装の剥がれもあるので、こちらもプチレストア(めっきは無理かな…)ができればと思います。

・ヒーター修理

常時じゃないですが季節変わりの時期に温度調整用レバーを動かした時に一時的に水漏れが発生します。

ダッシュボードAss'yを取り外した時にチェックが必要です。

場合によってはヒーターホース/コック/コアの交換が必要かも…

・配線類チェック

配線関係の接触不良の問題が発生しています。

ダッシュ周り取り外し伴い周辺の配線/コネクタ等の劣化を確認し、問題があればコネクタの交換をしたい所です。

(本当は新品に交換したいんですが…手に入りません

現在ネットでコネクタ通販のページを見つけたので確認中です。

・カムカバー再塗装

エンジン下ろしのついでに最も目に付くカムカバーも再塗装をと考えています。

派手な赤も良いですが、地味に純正ぽく行きたいと思います。

 

いよいよレストア開始です(^_^)/~

 

○駆動系オーバーホール

GW明けの予定でしたハコスカ君ですが、オーバーヒートトラブルの為に急遽入院となりました。

早速駆動系のオーバーホールを開始してくれました。

まずはリアドライブシャフトを外して各ジョイントのスパイダーの部分を交換します。

無事完了です。

続いてリアハブのベアリング交換です。

リアハブを取外してベアリングの状況を確認してもらいますが、完璧に死んでいる訳ではないそうですが表面は若干焼き色が付いていたりとやはり劣化はしているようです。

これを抜き治具を使い交換して、これを組み込んでオーバーホール完了です。

取りあえず今回はドライブシャフト/ハブ周辺のオーバーホールでこの部分のバックラッシュ対策ができたはずですから、それ以外のデフ等のバックラッシュの具合が確認できます。

走行が楽しみです。

   

○エンジン降ろし

GWも明けていよいよエンジン降ろしに入ったはずです。

夕方タケウチさん電話が来て油圧低下の原因判明したそうです。

早速ガレージに、お邪魔します。

結論ですがどうやらオイルストレーナ入口への異物付着油圧低下の原因のようです。

異物の現物を見せてもらいましたが長さ30〜50mm程度のひも状のゴムで、以前交換したタペットカバーのスケットゴムだと思います。

タペットカバーの周辺からのオイル漏れが酷く自分で交換しましたがその時にもエンジン周辺にガスケットゴムが溶けてひも状になっていました。

当然エンジンの内部でも同様になっていたいと思いますがそれがちぎれてオイルパンに落ち、これをオイルポンプが吸い上げてしまったようです。

ストレーナ入口にはもちろん大きな異物が入らないように金属ネットがあるんですが、この中心部分にゴムが付着してネットが変形してオイル吸入口をほとんど塞いでしまっていたそうです。

これではいくらオイルポンプががんばってもオイルを吸上げられず、結果として油圧が上がらない訳です。

対応としては付着した異物の除去変形したストレーナネットの修理のみです。

しかし油圧が低い状態で走行してしまいエンジン本体へのダメージを与えてしまった可能性もあります…

最も影響を受けそうなのがメタル系で、オイル切れによる異常磨耗等が懸念されます。

今回クランクメタルの状態を確認してくれていましたが非常に良い感じで当りが付き始めている状態でだそうで、まったく問題が無かったそうです。

取りあえず下回りについては油圧低下のによる問題はまったくなさそうです。

またオイルパンを外したので色々チェックをしてくれたんですが、意外なお宝も発見されました。

S20エンジンですがオイルポンプの駆動ですが初期型のみですがギア駆動となっています。

一般的にギアトレインと言われているやつです。

ちなみにS20の原型であるR380のGR8も当然同じ様にオイルポンプの駆動がギアトレインですが、なんとカムの駆動についてもチェーンではなくギア駆動だったそうです。

当然家のハコスカ君は45年式ですから通常のチェーン駆動のはずですが、なんとこのギアトレインのオイルポンプが付いているそうです。

ブロックナンバーを確認すると、どうやらブロックそのものを初期型をベースにしているみたいです。

ギアトレインの場合独特の回転音を上げるそうですが、家のハコスカ君はほとんど出ていないのが?です。

ひょっとしたらオイルポンプ吸入口が詰まっていていたせいかも知れませんが…

またピストンはノーマルだそうですが0.5mmのオーバーサイズが組み込まれているようで、コンロッドもバランス取りをした痕跡がある事よりやはり考えて手を入れているようです。

続いてクラッチ回りですがエンジンのレスポンスが以前の軽量フライホイールのトレノ君と遜色が無い事から、ひょっとしたらと思ってましたがやはりクロモリ製の軽量タイプが装着されていました。

重量を測ってみると4kgレース用のが入っていたみたいです。

クラッチ周りはノーマルですがほとんど痛んでいないようですが、オイル飛散がかなり酷いようです。

フロント/リア共にクランクのオイルシール付近からオイル漏れが酷く、結果的にエンジン前部/クラッチ周辺のオイル飛散となっているようです。

以前ハコスカ君に試乗してくれた名古屋のMさんやGT-R.O.CのKさんにも指摘されたクラッチの違和感は、このオイル付着が原因かも知れません。

しかしメタル系が良い感じで馴染んでいるのに対してクランクのオイルシールがかなり劣化しているにはなぜでしょう?

カムカバーゴムの劣化もかなり酷かったですし、日産系のゴムは劣化が早いのかも知れません…

幸い今は新品が入手可能ですからもちろん交換をしてもらいます。

組込み時には汚れたエンジン/クラッチ系も脱脂や適切なグリスアップをしてもらいます。

続いての不具合ですがどうやらクランクとジェネレータのプーリーの断面形状が違っているようで、ファンベルトの異常磨耗とそれによる周辺の汚れが発生しているそうです。

こちらもタケウチさんの手持ちのプーリーに交換してくれるそうです。

また外したエキマニもチェックしますがマフラーとの接続の所に保護プレートが溶接されているんですが、この部分は取れてなくなっていますが問題は無さそうです。

また集合部にクラック修理痕跡もありますがそのまま使えそうでしたが、良く見ると別の所でクラックが入っているのを発見しました。

ここもついでに溶接での修理をお願いしました。

最後にエンジン周辺部ですが一旦交換されたと思われるエンジンマウントも劣化しているようですし、ラジエータ/ヒーターホースも今回のパンクの問題もあり、これも合せて新品に交換してもらいます。

以上でエンジン降しによるチェック完了ですが懸念した油圧低下の原因も判明でき、その影響も下回りにはほとん出ていないのが幸いでした。

またエンジンを降ろすことによって新たな発見不具合の洗い出しもでき、大きな成果が上がられました。

しかし以前測定のバルブクリアランス過多問題や直前のオーバーヒートのトラブルの為、ヘッド周りにもまだまだ懸念が残ります。

油圧系改善により安定してヘッドへのオイル供給がされる効果も期待できますが、確認が必要です。

 

★ヘッド周り確認

エンジン下回りの確認が済んで大きな問題が無くて安心しましたが、ヘッド周りはどうでしょう?

引き続き確認をしてもらいます。

カムカバーを外して確認してもらいましたがヘッド側のカムメタルにも油圧低下によるダメージはほとんど無かったようです。

オーバーヒートの影響はヘッドを空けてないのでヘッドの歪燃焼室内のクラック等は分かりませんが、現状圧縮や冷却系の漏れもないので取りあえずはそのまま乗れそうです。

以前よりタペット音の出ていたのでバルブクリアランスの確認をしてもらいましたが、やはり規定から外れている所も多々あり調整が必要なようです。

タペット調整を実施の為に引き続きリフター内に入っているシム厚みの確認をしてもらいますが、S20の標準仕様のシムに対して、大幅に厚いシムが入っているそうです。

S20の標準では1.25〜2.25mmのシムで調整できるはずですが3mmを超えるシムが入っていたそうで、どうやらカムシャフトもノーマルではなく加工カムが入っているようです。

加工カムの場合ノーマル形状を元に削る事によりリフト量/作用角を変更するので、どうしてもベース径が小さくなり規格外の厚目のシムが必要になる訳です。

どちらにしてもうれしい誤算です。

早速カムシャフトの基本データの確認を行います。

                        <ノーマル> <実測>

カム高さ         :    39.65mm     38.0mm     1.65mm

サークル半径  :    15.65mm     14.5mm     1.15mm

明らかにカム高さがノーマルに比べて小さい事より、加工されているのは明確です。

しかし見た目には最大リフト量前後の曲率も小さく、さほど作用角が大きいようには見えません…

何とかリフト量/作用角実測してみたいものです。

定番Vブロックがあれば簡単に測定できるんですが・・・

ヘッドのカムホルダーに載せてもリフターは外してあるんですがバルブ先端に当たってカムを360°回転させる事ができません…

しばらくヘッド周りを見て画策していると良いアイデアが浮かびます。

ヘッドのカムホルダーに固定用のスタッドビスが立っているのでここに外したカムホルダーを2つ逆に取付ければその上にちょうどカムが置けます

これでしたらカムを360°回転させる事ができます。

タケウチさん360度分度器ダイヤルゲージをお借りして測定してみます。

まずはリフト量です。

これはカムのベース径に対して最大リフト量の値をダイヤルゲージで測定すればOKです。

S20標準の8.35mmに対して9.55mmとやはりかなりのリフト量です。

続いて作用角です。

最大リフトの反対側のベースサークルにダイヤルゲージを当て回転させてダイヤルゲージの動き始める位置の角度を測定します。

んんん〜 ちょっとおかしな値になります。

ノーマルの作用角は250°のようですが実測して見ると210°ぐらいになっちゃいます…?

現状のカムはノーマル品をベースに切削にて作成されているはずです。

したがってリフト量を増やす方法としては最大リフト点を増やす事はできないのでベースサークルを切削して小さくする事によって相対的にリフト量を増やしています。

この為バルブクリアランス調整用に厚目のシムが必要になる訳です。

また作用角についてもこのベースサークル部分の削り方にてリフト開始/終了点を増やす事ができるんじゃないかと思えます。

もちろん素材から削り出しほど緩やかなプロフィールは出せないのかも知れませんが…

しかし結果的には作用角減少という結果となっています。

理論的には測り方としては間違っていないと思うんですが、測定結果は??となってしまいました。

一番良いのはノーマルカムがあればそれを同じ様に測定してみれば分かりますが、さすがにタケウチさんでも持っていないそうです。

ん〜 何とかできないのかな?

もう一度考えてみます… お〜 何かが違う気がします。

冷静に考えると作用角=カムシャフト角度の部分が違っていることに気が付きます。

4サイクルエンジンの場合吸気⇒圧縮⇒爆発⇒排気のサイクルをクランク2回転で行います。

それに対してカムシャフトの回転はその半分の1回転でバルブを駆動している事を思い出しました。

つまりクランク上での作用角はカムシャフト回転角度としては半分になる訳です。

つまり作用角250°と言うことはカムシャフト角度としては半分の125°のはずです。

ん〜 でもこれでも210°はおかしな値です…クランク角度では作用角420°となっちゃいます。

オプションカム作用角310°/160°に対しても大き過ぎます。

カムシャフトのベースサークルからのリフト開始の角度は確かに210°ですが、実際のエンジンに搭載された状態ではバルブクリアランス分だけリフターとの間に隙間があるのでまだバルブは開きません。

ひょっとしたらこのクリアランス分を加味しなければいけないのかも知れません。

CADで絵を書いてみました。

ノーマルカムの場合作用角は250°ですからカムシャフト上では半分の125°となります。

しかしこの角度はベースサークルからリフト点ではなくバルブクリアランス分リフトした点となるはずです。

現状のハコスカ君の加工カムの作用角を310/155°仮定します。

ベースサークルからのリフト開始〜完了までは確かに210°ですが、バルブクリアランス分の0.35mmリフトした角度は155/310°だとすれば納得できます。

ん〜 これを確かめるのはカムの角度毎のリフト量の詳細データを取るしかありません。

タケウチさんの所に測定しに行きましたが、すでにバルブクリアランス調整済みでカムシャフトが組み込まれた後でした・・・

さすがメカのTさん 仕事が速い・・・(^_-)

作用角についてはバルブタイミング測定時にも測定ができるはずですからそのときチャレンジしてみます。

本題に戻りますが標準のシムに対して大幅に厚みが違うバルブクリアランスの調整が大変です。

対策としてカメアリさんから発売されているアウタークリアランスキャップを使用しなければいけないようで、これは標準のシムに被せて厚みを厚くできる物のようです。

メカのTさんがすべてのバルブクリアランス/シム厚みを測定してくれたんですが、結局すべてにキャップを入れなければいけないようです。

費用的にちょっと厳しいんですが今後の事を考えると必要との判断で入れる事にしました。

これでバルブクリアランスもばっちりに調整できるはずです(^_^)/~

これでエンジン内部のチェックの完了です。

油圧低下/オーバーヒート大きなダメージは確認できず取りあえずは安心できました。

逆に現状のエンジン内部の仕様も明確になり今後のハコスカ君改造計画立案に対しても効果がありました。

ん〜 エンジン再起動が楽しみです。

 

○カムカバー再塗装

ボディ補修の間エンジンのカムカバー再塗装を実施してもらいます。

以前のトレノ君のは結晶塗装スプレーを買って自分でやったんですがカムカバー単品でヤフオク相場10万円を超えるハコスカ君のはさすがに自分でと言う訳にはいかない感じです。

タケウチさんに相談すると外注に依頼できるそうです。

ん〜 はどうしましょう…

聞くとグレーが標準色のようですが色の種類があるそうで、後半のケンメリGT−Rの場合はかなり黒ぽいそうです。

派手な赤も良いんですが今回の方針通りにまずは純正色ぽく行くことにします。

2Weekほど経ってタケウチさんから塗装が出来上がったとの連絡が入ります。

週末に見に行きます。

お〜 さすがにプロの塗装です。綺麗です。

色も純正ぽく何より地肌のNIASSANの文字の部分が綺麗です。

ん〜早く取付けてエンジンルームの中で見たい物です。

  

 

★エンジンルーム 再塗装

ハコスカ君のエンジン降しに伴い折角ですから汚れたエンジンルームの再塗装を実施しようと思います。

再塗装実施にに伴いタケウチさんにボディ全体の状態を確認してもらいますが、やはり事故の痕跡があるそうです。

ダッシュボードクリーニング時に割れたガラスが出てきたり、リアトランク左右の底部に変形があったので事故をやっているのは確実だとは思ってましたが…

やはりフロント部分については大きな事故だったようでフロントパネルからインナーフェンダー辺りが全交換をされているそうです。

またリア周りリアフェンダーの形状について純正の形状とは違いやはり手直しが入っているようです。

ひょっとしたらGTのボディに交換されているかとも思ったんですが、リアインナーフェンダーはGT-Rの物のようですし以前名古屋のMさんにも見て頂いたんですがシャーシナンバー付近にも手が入っていないようだとの事なのでボディそのものは本来GT−の物のようです。

どうやら前後にダメージを受けて修復されているようです。

逆にフロントは事故の部分を無理やり治すよりも交換してしまったほうが良いかも知れないとの事でしたが、本来あるべきボディ補強が無かったり余分な穴が開いていたり修復する部分は結構あるそうです。

折角エンジンも下りていることですし費用的には厳しくなりますが思い切って修復を含めて手を入れてもらいます。

エンジンルームのすべての部品を取外し、再塗装となります。

   

すでに38年生きてきたハコスカ君ですから"無事故"はありえないと思っていましたが、幸い以前実施のアライメント測定でも大きな歪は出ていなかったので事故の修復そのものはそれないにできているはずです。

綺麗になるのが楽しみです。

○ライトベース 再メッキ

フロントグリル再塗装をやったんですが、折角ですからヘッドライトの取付け部についても手を加えます。

再塗装でも良いかと思いましたが再メッキをする事にしました。

単品でメッキに出すと結構な値段になってしますそうですが、まとめて出せばプラスαで出来るそうです。

外して分解してタケウチさん再メッキをお願いします。

無事完了です。

おお〜 さすがに再メッキは綺麗です。

   

早速家に持ち帰り組立てをします。

ヘッドライト取付けのライトリングも前回ハロゲンライトに交換時に壊れていたので日産部品から新品を購入したあったので勿論交換します。

このライトリングですが日産部品に注文しにいたんですが、その時点では在庫がないと言う事でした。

しかしもう少し待ってもらうと注文数が集まって作ってくれるとの事でした。

注文をしておくと1ヶ月ぐらいで連絡が入り無事GETしました。

注文のタイミングもあるんですね。

是非その他の部品もそうしてもらいたいものです。

まずは御椀状の部分にライトリングを使って固定します。

それをベースの部分に取り付けを行います。

それぞれの部品ですが同じように見えますがHigh/Lowビーム毎に専用部品のようでベースへの取り付けも決まっており組立ては時に間違える事は無いと思います。

完成したんですがこれも新品のようです。

ん〜 良い感じです(^_^)/~

 

さて 次は何が出来るかな(^_^)/~

★フロントシート 張替え

劣化した部分をがんばって自分で治してきましたが、いよいよフロントシートの劣化が進んで来まし た。

最近は運転席のシートに座るたびにできるだけ傷めない様にと気を使っていますがセンター柄部です がミシン目に沿って破れが進行しています…

P.S. ちなみに旧車系に乗る場合はジーンズで乗ってはいけないそうです。

アウターステッチのジーンズので縫い目の部分がシートの縫い目に引っ掛かって痛めてしまうそうです。

でもここまでくるとちょっと神経質すぎるかな…

今回のレストアでしばらく走れないので張替えのチャンスかも知れません。

張替え手配の状況を確認してみるとお店側の生地の在庫も減少してきているようなので、思い切って今回張替えを実施します。

今回はタケウチさん経由でお願いする事にします。

外したシートを発送してもらい10日間ほどで戻ってきました。

ん〜 さすがに新品のようです(^_^)/~

38年落ちのハコスカ君ですが、座り心地は新車の雰囲気を味わえそうです。

ハコスカ君に取付けるのが楽しみです。

★ブレーキ注文

走りのイメージの強いスカイラインでしたが当時のブレーキは今に比べればかなりプアなものです。

一応フロント側はディスクブレーキでしたが、キャリパーも2ポットローターもソリッドタイプと なっています。

以前のトレノ君の場合AE86のフロントストラットを流用していたようで結構普通の車のような感じで止まりましたが、これに比べるとかなり効きが甘い感じです。

将来的にはチューニングを検討していましたがどうやらMK63も製造中止とのネット情報です。

ん〜 この機会にブレーキについても交換しちゃいます。

すでに家のハコスカ君ですが15インチされているのでR32辺りのタイプMのキャリパーを流用し てビックローター化も可能ですが渋めに定番の日産オプションのMK63で行こうかと思います 。

ローターもソリッド/ベンチの選択ができるようですが放熱性の良いベンチレーティッドにします。

内田さんの所に連絡を取るとキャリパー/ローター共に在庫があるそうでパッドを含めて注文します 。

1週間ほどで無事到着です。

早速箱から出してみるとさすがに4ポッド+ベンチローター迫力満点です。

  

ん〜 取り付けた後のブレーキング楽しみです。

○タコ足 磨き

カムカバー/キャブレター綺麗になってくるとエキゾーストマニホールド(タコ足)が気になってき ます。

S20当時では珍しく純正でタコ足が付いていて、なおかつステンレス製なんです。

ステンレスのおかげで鉄製ほどは錆びてはいないんですが、表面の焼け等の汚れが目立ちます。

家に持ち帰って磨く事にしました。

まずは全体を荒めのサンドペーパーで磨きますん〜とっても大変です。

結構大きな錆等は比較的楽に落ちるんですが、焼けた感じの所はなかなか綺麗になりません。

格闘する事6時間、細かな部分やいりくんだ部分はまだまだですが取り合えず綺麗になってきました 。

引き続き集合部を磨き始めると、おかしな模様が見えます…クラックのようです。

またこの集合部分には本来補強/遮熱対策でプレートが付くんですが現状なく、この部品の溶接跡を見てみると穴が開いているように見えます。

爪楊枝をピンホール部に挿入すると、しっかり貫通します。

さすがに我が家には溶接機はないのでタケウチさんにお願いします。

 

ん〜 やっぱり再使用部品のチェックは重要ですね。

○ダッシュボードオーバーホール2

ハコスカ君のエンジン周りレストアに共に伴い自分でできる範疇はできるだけ進めます。

・メーター照明の調整

すでにメーターAss'yは一回OH済みですがちょっと発光ムラあるので今回もう一度手を入れます。

まずは電球を取付けるホルダーですが実は1つ爪が折れてしまってテープで強引に取付けてあります。

この部品もヤフオクにて新品を6個を落札してGETしてありましたので交換します。

続いて発光ムラについて改善を検討します。

LEDライトへ交換してかなり綺麗な発色をしているんですが逆に輝度が高いためか部分的な発光ムラが気になります。

特にタコメータの外側が明るく、相対的にその他の部分が暗く見えてしまいます。

DC電源から12Vをメーターユニットに供給してクローゼットの中で発光状況を確認をします。

ん〜 やはりムラが気になります。

取りあえず分解して内部の状態を再確認します。

メーター周りに4個の電球が付いてそれぞれに緑のカバーがついているんですが、そのうち1つが明らかに他と違います。

3つのはカバーの半分ぐらいが白のペイントで塗装(遮光もしくは反射目的?)ですが、明るい側のだけ塗装されていません。

どうやら明るい所のカバーのみを新品に交換してあるようです。

古いカバーの白い塗装を剥せば明るくなるかも知れないと思い剥して再度点灯してみますがカバーその物がかなり劣化しているようで曇って透過率が低く、結局あまり効果がありません。

日産部品に在庫があるとは思えません…

ん〜 それだったらカバー部分を研磨してみます。

最近ヘッドライトの表面もガラス⇒樹脂化が進みましたが逆に劣化による曇りの問題もあります。

その対策として専用の研磨剤も出回っています。

取りあえず耐水ペーパーの番数を#400〜#2000に上げながら磨いていき、最後にプラスチック仕上げ用のコンパウンドを買って来て磨くとかなり透明になります。

これならばと思い再度組立て〜点灯チェックを行います。

先ほどよりは全体に明るくなって来ました。

もう一息です。

メーターユニットの内側を見ると反射を目的だと思いますが銀色(白色)にペイントされています。

しかしこの塗装がつや消しぽいので反射率が低い様です。

ここに100円ショップで買ってきた台所用のアルミテープを貼付けて見ます。

またもや再組立て〜点灯チェックです。

おお〜かなり明るくなってきました。

若干のムラはありますが全体輝度が上がった為にかなり良い感じで発色してます。

取りあえず今回はこれで良しとします。

・ダッシュボード交換

現在ハコスカ君には44年式のスピーカーカバー部分が別体式のダッシュボードが付いています。

多分これはオリジナルが劣化して交換したんだと思いますが、当時入手できた44年式を流用して取付けたんだと思います。

これ自身は十分弾力/艶もあり良いんですが、最近45年式の再販品が出回っています。

現在レストア中のハコスカ君は動けないので思い切って交換する事にしました。

ファインパーツさんに連絡を取ると在庫もあり、ついでにサイドブレーキゴム/アームレストモールも合せて注文します。

私のGW初日に無事到着します。

早速取付けてみます。

外した状態で二つを比べるとちょっと見た目が違います。

44年式の純正に対して今回の再販品はちょっと黒が明るい感じです。

表面の艶程度の差なので今の44年式のはレザーワックスびんびんなのでその為かも知れません。

取りあえずフレームにかぶせてみるとちょっと横幅方向はきつい感じですが無事取付けができます。

逆に44年式に比べるとダッシュの奥方向(ガラス側)のそりが少なく、フレームに綺麗にフィッティングしてくれます。

ん〜良い感じです。

外したダッシュボードですが今は44年式のは販売していないので転売すれば、今回の購入資金の補填になるかも知れません…

○バルブクリアランス調整

油圧低下の原因追及の為に一旦エンジンを降ろしたんですが、その際にヘッド周りについてもチェックしてもらいました。

幸い油圧低下に伴うメタルダメージの無く一安心でしたが折角なのでバルブクリアランスの確認/調整を実施してもらいました。

以前自分で測定した際にも標準値に対して外れている部分もありタペット音もちょっと大きめでしたからこの時点で是非実施したい所です。

タケウチさんのTさんの測定でもやはり標準値より外れている部分があったようです。

これらを亀有製のスペーサ追加とシム厚調整を実施してもらいます。

ん〜この辺はDOHCの宿命費用/工数とも非常に掛かっちゃう部分です。

<結果>

★調整前

★調整後

 

無事調整完了です。

IN/EX共に各気等事のばらつきも減少しています。

バルブタイミングをより正確にする為に意識的に少し狭目の設定をしてもらいました。

効果のほうですがやはりエンジンからのタペット音も減少回転も幾分スムーズになった印象です。

結構な費用は掛かりましたが満足な結果です。

 

 

 

 

 

 

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